甲府市議会 > 2019-12-13 >
令和元年環境水道委員会 本文 開催日: 2019-12-13
令和元年経済建設委員会 本文 開催日: 2019-12-13

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  1. 甲府市議会 2019-12-13
    令和元年経済建設委員会 本文 開催日: 2019-12-13


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    検索結果一覧 トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年経済建設委員会 本文 2019-12-13 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 358 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : 名簿 選択 2 : ◯長沢委員長 選択 3 : ◯伊藤市場経営室長 選択 4 : ◯長沢委員長 選択 5 : ◯長沢委員長 選択 6 : ◯長沢委員長 選択 7 : ◯桜林農林振興室長 選択 8 : ◯長沢委員長 選択 9 : ◯長沢委員長 選択 10 : ◯長沢委員長 選択 11 : ◯石原まち整備室長 選択 12 : ◯長沢委員長 選択 13 : ◯長沢委員長 選択 14 : ◯長沢委員長 選択 15 : ◯土橋まち保全室長 選択 16 : ◯長沢委員長 選択 17 : ◯長沢委員長 選択 18 : ◯長沢委員長 選択 19 : ◯伊藤市場経営室長 選択 20 : ◯長沢委員長 選択 21 : ◯輿石委員 選択 22 : ◯長沢委員長 選択 23 : ◯伊藤市場経営室長 選択 24 : ◯長沢委員長 選択 25 : ◯輿石委員 選択 26 : ◯長沢委員長 選択 27 : ◯伊藤市場経営室長 選択 28 : ◯長沢委員長 選択 29 : ◯長沢委員長 選択 30 : ◯長沢委員長 選択 31 : ◯石原まち整備室長 選択 32 : ◯長沢委員長 選択 33 : ◯藤原委員 選択 34 : ◯長沢委員長 選択 35 : ◯志村区画整理課長 選択 36 : ◯長沢委員長 選択 37 : ◯藤原委員 選択 38 : ◯長沢委員長 選択 39 : ◯志村区画整理課長 選択 40 : ◯長沢委員長 選択 41 : ◯輿石委員 選択 42 : ◯長沢委員長 選択 43 : ◯志村区画整理課長 選択 44 : ◯長沢委員長 選択 45 : ◯輿石委員 選択 46 : ◯長沢委員長 選択 47 : ◯長沢委員長 選択 48 : ◯長沢委員長 選択 49 : ◯石原まち整備室長 選択 50 : ◯長沢委員長 選択 51 : ◯長沢委員長 選択 52 : ◯長沢委員長 選択 53 : ◯飯田産業総室長 選択 54 : ◯長沢委員長 選択 55 : ◯池谷委員 選択 56 : ◯長沢委員長 選択 57 : ◯山本就農支援課長 選択 58 : ◯長沢委員長 選択 59 : ◯池谷委員 選択 60 : ◯長沢委員長 選択 61 : ◯山本就農支援課長 選択 62 : ◯長沢委員長 選択 63 : ◯池谷委員 選択 64 : ◯長沢委員長 選択 65 : ◯長沢委員長 選択 66 : ◯下山まちづくり総室長 選択 67 : ◯長沢委員長 選択 68 : ◯藤原委員 選択 69 : ◯長沢委員長 選択 70 : ◯坂本道路河川課長 選択 71 : ◯長沢委員長 選択 72 : ◯藤原委員 選択 73 : ◯長沢委員長 選択 74 : ◯坂本道路河川課長 選択 75 : ◯藤原委員 選択 76 : ◯長沢委員長 選択 77 : ◯輿石委員 選択 78 : ◯長沢委員長 選択 79 : ◯志村区画整理課長 選択 80 : ◯長沢委員長 選択 81 : ◯輿石委員 選択 82 : ◯長沢委員長 選択 83 : ◯志村区画整理課長 選択 84 : ◯長沢委員長 選択 85 : ◯輿石委員 選択 86 : ◯長沢委員長 選択 87 : ◯志村区画整理課長 選択 88 : ◯長沢委員長 選択 89 : ◯輿石委員 選択 90 : ◯長沢委員長 選択 91 : ◯志村区画整理課長 選択 92 : ◯輿石委員 選択 93 : ◯長沢委員長 選択 94 : ◯望月委員 選択 95 : ◯長沢委員長 選択 96 : ◯坂本道路河川課長 選択 97 : ◯長沢委員長 選択 98 : ◯望月委員 選択 99 : ◯長沢委員長 選択 100 : ◯坂本道路河川課長 選択 101 : ◯長沢委員長 選択 102 : ◯望月委員 選択 103 : ◯長沢委員長 選択 104 : ◯坂本道路河川課長 選択 105 : ◯長沢委員長 選択 106 : ◯望月委員 選択 107 : ◯長沢委員長 選択 108 : ◯長沢委員長 選択 109 : ◯長沢委員長 選択 110 : ◯荻原委員 選択 111 : ◯長沢委員長 選択 112 : ◯長沢委員長 選択 113 : ◯長沢委員長 選択 114 : ◯池谷委員 選択 115 : ◯長沢委員長 選択 116 : ◯輿石委員 選択 117 : ◯長沢委員長 選択 118 : ◯藤原委員 選択 119 : ◯長沢委員長 選択 120 : ◯長沢委員長 選択 121 : ◯長沢委員長 選択 122 : ◯長沢委員長 選択 123 : ◯長沢委員長 選択 124 : ◯長沢委員長 選択 125 : ◯有賀観光商工室長 選択 126 : ◯長沢委員長 選択 127 : ◯藤原委員 選択 128 : ◯長沢委員長 選択 129 : ◯有賀観光商工室長 選択 130 : ◯長沢委員長 選択 131 : ◯藤原委員 選択 132 : ◯長沢委員長 選択 133 : ◯有賀観光商工室長 選択 134 : ◯長沢委員長 選択 135 : ◯藤原委員 選択 136 : ◯長沢委員長 選択 137 : ◯渡辺観光課長 選択 138 : ◯長沢委員長 選択 139 : ◯藤原委員 選択 140 : ◯長沢委員長 選択 141 : ◯荻原委員 選択 142 : ◯長沢委員長 選択 143 : ◯有賀観光商工室長 選択 144 : ◯長沢委員長 選択 145 : ◯荻原委員 選択 146 : ◯長沢委員長 選択 147 : ◯輿石委員 選択 148 : ◯長沢委員長 選択 149 : ◯有賀観光商工室長 選択 150 : ◯長沢委員長 選択 151 : ◯輿石委員 選択 152 : ◯長沢委員長 選択 153 : ◯有賀観光商工室長 選択 154 : ◯長沢委員長 選択 155 : ◯輿石委員 選択 156 : ◯長沢委員長 選択 157 : ◯末木委員 選択 158 : ◯長沢委員長 選択 159 : ◯渡辺観光課長 選択 160 : ◯長沢委員長 選択 161 : ◯末木委員 選択 162 : ◯長沢委員長 選択 163 : ◯堀委員 選択 164 : ◯長沢委員長 選択 165 : ◯望月委員 選択 166 : ◯長沢委員長 選択 167 : ◯有賀観光商工室長 選択 168 : ◯長沢委員長 選択 169 : ◯望月委員 選択 170 : ◯長沢委員長 選択 171 : ◯長沢委員長 選択 172 : ◯池谷委員 選択 173 : ◯長沢委員長 選択 174 : ◯志村産業部長 選択 175 : ◯長沢委員長 選択 176 : ◯池谷委員 選択 177 : ◯長沢委員長 選択 178 : ◯長沢委員長 選択 179 : ◯長沢委員長 選択 180 : ◯藤原委員 選択 181 : ◯長沢委員長 選択 182 : ◯依田商工課長 選択 183 : ◯長沢委員長 選択 184 : ◯藤原委員 選択 185 : ◯長沢委員長 選択 186 : ◯依田商工課長 選択 187 : ◯長沢委員長 選択 188 : ◯藤原委員 選択 189 : ◯長沢委員長 選択 190 : ◯依田商工課長 選択 191 : ◯長沢委員長 選択 192 : ◯藤原委員 選択 193 : ◯長沢委員長 選択 194 : ◯依田商工課長 選択 195 : ◯長沢委員長 選択 196 : ◯藤原委員 選択 197 : ◯長沢委員長 選択 198 : ◯荻原委員 選択 199 : ◯長沢委員長 選択 200 : ◯有賀観光商工室長 選択 201 : ◯長沢委員長 選択 202 : ◯荻原委員 選択 203 : ◯長沢委員長 選択 204 : ◯渡辺観光課長 選択 205 : ◯長沢委員長 選択 206 : ◯荻原委員 選択 207 : ◯長沢委員長 選択 208 : ◯渡辺観光課長 選択 209 : ◯長沢委員長 選択 210 : ◯荻原委員 選択 211 : ◯長沢委員長 選択 212 : ◯渡辺観光課長 選択 213 : ◯長沢委員長 選択 214 : ◯荻原委員 選択 215 : ◯長沢委員長 選択 216 : ◯渡辺観光課長 選択 217 : ◯長沢委員長 選択 218 : ◯荻原委員 選択 219 : ◯長沢委員長 選択 220 : ◯渡辺観光課長 選択 221 : ◯長沢委員長 選択 222 : ◯荻原委員 選択 223 : ◯長沢委員長 選択 224 : ◯望月委員 選択 225 : ◯長沢委員長 選択 226 : ◯渡辺観光課長 選択 227 : ◯長沢委員長 選択 228 : ◯望月委員 選択 229 : ◯長沢委員長 選択 230 : ◯渡辺観光課長 選択 231 : ◯長沢委員長 選択 232 : ◯望月委員 選択 233 : ◯長沢委員長 選択 234 : ◯渡辺観光課長 選択 235 : ◯長沢委員長 選択 236 : ◯望月委員 選択 237 : ◯長沢委員長 選択 238 : ◯依田商工課長 選択 239 : ◯長沢委員長 選択 240 : ◯望月委員 選択 241 : ◯長沢委員長 選択 242 : ◯末木委員 選択 243 : ◯長沢委員長 選択 244 : ◯志村区画整理課長 選択 245 : ◯長沢委員長 選択 246 : ◯末木委員 選択 247 : ◯長沢委員長 選択 248 : ◯志村区画整理課長 選択 249 : ◯長沢委員長 選択 250 : ◯末木委員 選択 251 : ◯長沢委員長 選択 252 : ◯志村区画整理課長 選択 253 : ◯長沢委員長 選択 254 : ◯末木委員 選択 255 : ◯長沢委員長 選択 256 : ◯志村区画整理課長 選択 257 : ◯長沢委員長 選択 258 : ◯末木委員 選択 259 : ◯長沢委員長 選択 260 : ◯志村区画整理課長 選択 261 : ◯長沢委員長 選択 262 : ◯末木委員 選択 263 : ◯長沢委員長 選択 264 : ◯志村区画整理課長 選択 265 : ◯長沢委員長 選択 266 : ◯末木委員 選択 267 : ◯長沢委員長 選択 268 : ◯志村区画整理課長 選択 269 : ◯長沢委員長 選択 270 : ◯末木委員 選択 271 : ◯長沢委員長 選択 272 : ◯輿石委員 選択 273 : ◯長沢委員長 選択 274 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 275 : ◯長沢委員長 選択 276 : ◯輿石委員 選択 277 : ◯長沢委員長 選択 278 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 279 : ◯長沢委員長 選択 280 : ◯輿石委員 選択 281 : ◯長沢委員長 選択 282 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 283 : ◯長沢委員長 選択 284 : ◯輿石委員 選択 285 : ◯長沢委員長 選択 286 : ◯齊藤都市計画課長 選択 287 : ◯長沢委員長 選択 288 : ◯輿石委員 選択 289 : ◯長沢委員長 選択 290 : ◯板山住宅課長 選択 291 : ◯長沢委員長 選択 292 : ◯輿石委員 選択 293 : ◯長沢委員長 選択 294 : ◯板山住宅課長 選択 295 : ◯長沢委員長 選択 296 : ◯輿石委員 選択 297 : ◯長沢委員長 選択 298 : ◯板山住宅課長 選択 299 : ◯長沢委員長 選択 300 : ◯輿石委員 選択 301 : ◯長沢委員長 選択 302 : ◯板山住宅課長 選択 303 : ◯長沢委員長 選択 304 : ◯輿石委員 選択 305 : ◯長沢委員長 選択 306 : ◯板山住宅課長 選択 307 : ◯長沢委員長 選択 308 : ◯輿石委員 選択 309 : ◯長沢委員長 選択 310 : ◯堀委員 選択 311 : ◯長沢委員長 選択 312 : ◯田中空き家対策課長 選択 313 : ◯長沢委員長 選択 314 : ◯堀委員 選択 315 : ◯長沢委員長 選択 316 : ◯藤原委員 選択 317 : ◯長沢委員長 選択 318 : ◯坂本道路河川課長 選択 319 : ◯長沢委員長 選択 320 : ◯藤原委員 選択 321 : ◯長沢委員長 選択 322 : ◯坂本道路河川課長 選択 323 : ◯長沢委員長 選択 324 : ◯藤原委員 選択 325 : ◯長沢委員長 選択 326 : ◯齊藤都市計画課長 選択 327 : ◯長沢委員長 選択 328 : ◯藤原委員 選択 329 : ◯長沢委員長 選択 330 : ◯櫻林リニア交通室長 選択 331 : ◯長沢委員長 選択 332 : ◯藤原委員 選択 333 : ◯長沢委員長 選択 334 : ◯下山まちづくり総室長 選択 335 : ◯長沢委員長 選択 336 : ◯藤原委員 選択 337 : ◯長沢委員長 選択 338 : ◯荻原委員 選択 339 : ◯長沢委員長 選択 340 : ◯渡辺交通政策課長 選択 341 : ◯長沢委員長 選択 342 : ◯荻原委員 選択 343 : ◯長沢委員長 選択 344 : ◯渡辺交通政策課長 選択 345 : ◯長沢委員長 選択 346 : ◯荻原委員 選択 347 : ◯長沢委員長 選択 348 : ◯望月委員 選択 349 : ◯長沢委員長 選択 350 : ◯小田切公園緑地課長 選択 351 : ◯長沢委員長 選択 352 : ◯望月委員 選択 353 : ◯長沢委員長 選択 354 : ◯小田切公園緑地課長 選択 355 : ◯長沢委員長 選択 356 : ◯望月委員 選択 357 : ◯長沢委員長 選択 358 : ◯長沢委員長 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:           令和元年12月定例会 経済建設委員会記録 1 日   時   令和元年12月13日(金)午前9時58分 2 場   所   本庁舎10階 委員会室1 3 出席委員    委員長 長沢 達也  副委員長 望月 大輔               荻原 隆宏       池谷 陸雄               末木 咲子       輿石  修               堀 とめほ       藤原伸一郎 4 欠席委員    なし 5 当局出席者   産業部長         志村 一彦           まちづくり部長      望月  伸           リニア交通政策監     根津  豊                     ほか関係室長及び課長 6 事 務 局   議事調査課長補佐     内池  進
    7 議   題   第 1 議案第 96号 令和元年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)   第 2 議案第107号 甲府市農業委員会の委員の定数等に関する条例の一部を改正す               る条例制定について   第 3 議案第108号 甲府市建築基準法施行条例の一部を改正する条例制定について   第 4 議案第109号 甲府市都市公園条例等の一部を改正する条例制定について   第 5 議案第115号 指定管理者の指定について(甲府市地方卸売市場)   第 6 議案第116号 工事請負契約の締結について   第 7 議案第117号 工事請負契約の締結について   第 8 議案第 95号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中               当委員会所管分               第1表 歳入歳出予算補正中                歳入 第14款1項10目、第15款2項5目・11目、                   第20款5項5目中産業部分、                   第21款1項6目・7目・10目                歳出 第2款1項18目中産業部分、                   第6款、第8款、第11款               第2表 繰越明許費補正(追加)繰越明許費補正(変更)               第4表 地方債補正(追加)地方債補正(変更)中                   農業施設整備事業、河川整備事業   第 9 閉会中継続審査中の請願について       請願第1-6号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択               を求める請願               紹介議員  清水 英知  木内 直子  山田  厚                     山田 弘之   第10 請願について       請願第1-8号 リニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願               紹介議員  池谷 陸雄  清水 英知  山田  厚 2:                午前 9時58分 開 議 ◯長沢委員長 ただいまから経済建設委員会を開きます。  報告事項を申し上げます。  本日の当委員会審査の議案、請願のほか、所管事項の調査について、傍聴したいとの申し出がありましたので、許可いたしました。御了承願います。  以上で報告を終わります。  12月11日の本会議において、当委員会に付託されました案件は、お手元に配付いたしました議題のとおりであります。その順序に従って審査を行います。  これより審査に入りますが、この際、委員及び当局の皆様に申し上げます。  発言する際は、まず挙手の上「委員長」と呼び、指名されてから起立の上、発言されるようお願いいたします。  それでは、これより審査を行います。  最初に、議案第96号 令和元年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  伊藤市場経営室長。 3: ◯伊藤市場経営室長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  議案目録(その1)31ページをお開きください。  議案第96号 令和元年度甲府市地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。  甲府市地方卸売市場指定管理委託料につきましては、指定管理者に市場施設の管理を行う業務に対する委託料を支出することについて、後年度にわたる債務を生ずる内容の協定を締結することから、令和2年度から令和6年度までの期間において、限度額を3億7,464万9,000円の債務負担行為を設定するものでございます。  以上で甲府市地方卸売市場事業会計にかかわります補正予算についての説明を終わります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 4: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 5: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 6: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第107号 甲府市農業委員会の委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  桜林農林振興室長。 7: ◯桜林農林振興室長 おはようございます。よろしくお願いします。  それでは、議案107号 甲府市農業委員会の委員の定数等に関する条例の一部を改正する条例の制定につきまして御説明をさせていただきます。  議案目録(その1)57ページをお開きください。あわせて、お手元に新旧対照表がございますので、御参照いただきたいと思います。  この条例につきましては、平成29年3月に制定し、甲府市農業委員会委員の選出方法及び定数の基準、並びに農地利用最適化推進委員に関する事項について定めたところでありますが、先般、本市農業委員会が実施した農地利用状況調査の結果、本市の農地面積が1,822ヘクタールから1,794ヘクタールに減少していたため、農地利用最適化推進委員の定数について、農業委員会に関する法律の施行令に定める算定方法により再計算したところ、定数減になることが判明したことから、第3条に規定している甲府市農業委員会の農地利用最適化推進委員の定数を19人から18人に改めるものであります。  なお、施行期日につきましては、農業委員会等に関する法律第18条第3項に基づき、現在の農地利用最適化推進委員の任期が満了となる日の翌日、令和2年7月31日としております。  以上で説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 8: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 9: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第108号 甲府市建築基準法施行条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  石原まち整備室長。 11: ◯石原まち整備室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案目録(その1)59ページをごらんください。  議案第108号 甲府市建築基準法施行条例の一部を改正する条例制定について御説明いたします。  初めに、改正の理由でありますが、建築物・市街地の安全性の確保や既存建築ストックの活用などを目的とした建築基準法の一部改正及び同施行令の一部改正に伴い、当該法令の条項または用語を引用する規定の整理を行うものであります。  改正の内容につきましては、新旧対照表によりまして御説明をさせていただきます。  新旧対照表1ページをごらんください。  現行条例第6条にあります括弧内の後段になります。「及び法第27条第1項の規定に適合する建築物」を削除いたしまして、改正後(案)の括弧内を「耐火建築物及び準耐火建築物を除く。」とします。これは、建築基準法第27条第1項の規定に適合する建築物としまして、政令で定めていた特定避難時間45分未満建築物が、法令改正により、準耐火建築物から削除されたことによるものであります。  次に、第6条ただし書き条文の前段は「階数」を「地階を除く階数」に、後段は「建築基準法施行令第136条の2に規定する技術的基準」が、建築基準法第61条の改正により新たに規定されたことにより、条文を「法第61条の規定」に改めるものであります。  第8条は、現行条例で第6条に入っておりました建築基準法施行令の略称、こちらを「以下『令』という。」を入れる箇所の変更であります。  次に、第13条、第20条につきましては、第6条同様に、括弧内を「耐火建築物及び準耐火建築物を除く。」に改めるものであります。  続きまして、2ページをごらんください。  第23条、第25条、第27条の中にあります建築基準法施行令第129条の2の3第1項第1号ロで定められていた準耐火構造の規定が、建築基準法施行令第112条第2項に変更されたことにより、改めるものであります。  次に、第30条の3の3行目、4行目括弧内は、建築基準法施行令第129条第1項が改正されたことにより「若しくは」を「又は」に改め「又は特定避難時間倒壊等防災建築物」を削除し、括弧内を、「主要構造物が準耐火構造であるか又は不燃材料で造られた建築物の階に限る。」と改めるものであります。  続きまして、3ページをごらんください。  第30条の4の3行目、4行目括弧内も同様に、建築基準法施行令129条の2第1項が改正されたことにより「若しくは」を「又は」に改め「又は特定避難時間倒壊等防止建築物であるもの」を削除し、括弧内を「主要構造物が耐火構造であるか又は不燃材料で造られたものに限る。」と改めるものであります。  最後に、議案目録(その1)59ページと60ページ、附則といたしまして、施行日は、この条例の交付の日からとするものであります。  以上で説明を終わります。御審査のほどよろしくお願いいたします。 12: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 13: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    14: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第109号 甲府市都市公園条例等の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  土橋まち保全室長。 15: ◯土橋まち保全室長 よろしくお願いします。  それでは、議案目録(その1)61ページの議案第109号 甲府市都市公園条例等の一部を改正する条例の提案理由について説明させていただきます。  説明に当たりまして、別途お配りしました甲府市都市計画公園条例等の一部を改正する条例説明資料を御用意ください。  本件は、甲府市都市公園条例、甲府市道路占用料徴収条例、甲府市法定外公共物管理条例、甲府市準用河川占用料徴収条例の4条例における占用料の額を改正するための条例案でございます。  今回の改正は、原則として3年ごとに実施している使用料及び手数料の見直し時期に合わせて占用料等の改正を行うものでありますが、条例改正の流れといたしましては、第2条甲府市道路占用料徴収条例の一部改正により、これと整合を図るため、第1条甲府市都市公園条例の一部改正、第3条甲府市法定外公共物管理条例の一部改正、第4条甲府市準用河川占用料徴収条例の一部改正につながる流れとなりますので、初めに、62ページ、第2条甲府市道路占用料徴収条例の一部改正について説明をさせていただきます。  道路管理者は、道路法の規定に基づき、道路の占用に対して、地方公共団体の条例で定めた占用料を徴収することができるとされております。この占用料の額は、一般的な土地利用における賃料相当額を徴収するという考え方から、民間における地価水準や地価に対する賃料の水準等を基礎として算定することとされており、適宜、見直しを行う必要があるとされております。  国の占用料につきましては、平成29年4月に改正が行われ、山梨県でも、平成30年4月に改正が行われております。本市においても、今回の条例により、国及び山梨県の占用料と同額の占用料を定めるものであります。  今回の改正内容は、62ページ、第2条により、甲府市道路占用料徴収条例の一部を次のように改正し、別表中、備考以外の部分を次のように改めるとし、別表第2条関係の改正を行います。  表の具体的な改正内容は、別途お配りしました資料により説明をいたしますので、ごらんください。  占用料改正の代表的な事例としましては、最も占用物件として多い標準的な電柱である、1ページの表第2種電柱について、1本につき1年の占用料現行930円を1,000円に改めるものであります。  また、一般の方に影響のあるものとして、広告塔がありますが、これについては、表示面積1平方メートルにつき1年の占用料2,200円を3,800円に改めるものであります。  その他、よくある事例としまして建物等を修繕する際の足場がありますが、こちらは、1ページの表にある道路法施行令第7条第2号に掲げる工事用施設に該当し、占用面積1平方メートルにつき一月の占用料220円でしたが、今後は、資料の裏面、道路法施行令第7条第4号に掲げる工事用施設となり、占用面積1平方メートルにつき一月の占用料は380円となります。  その他、多くの占用物件がありますが、その詳細は資料のとおりであります。  続きまして、議案目録(その1)66ページをお開きください。  別表備考第7号を次のように改め、別表備考第9号の一部を削り、第10号を加えるものであります。  以上が甲府市道路占用料徴収条例の一部改正の内容であります。  次に、61ページをお開きください。  第1条甲府市都市公園条例の一部改正につきましては、第2条甲府市道路占用料徴収条例の一部改正と整合を図るため、別表第1の2都市公園を占用する場合の表及び別表第1備考第4項を改めるとともに、別表第1備考に第6項を加えるものであります。  続いて、67ページをお開きください。  第3条甲府市法定外公共物管理条例の一部改正につきましても同様に、第2条と整合を図るため、別表及び同表備考第5項を改めるとともに、同表備考に第7項を加えるものであります。  次に、68ページをお開きください。  第4条甲府市準用河川占用料徴収条例の一部改正につきましても同様に、第2条と整合を図るため、別表及び同表備考第5項、第6項を改めるとともに、同表備考に第7項を加えます。  最後に、附則の第1項に、この条例の施行日を令和2年4月1日とし、第2項で、この条例の施行の日前にした許可に係る占用の期間に係る占用料の額については、なお従前の例によるといたしました。  以上で説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 16: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 17: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 18: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第115号 指定管理者の指定について(甲府市地方卸売市場)を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  伊藤市場経営室長。 19: ◯伊藤市場経営室長 よろしくお願いいたします。  議案目録(その1)81ページをお開きください。  議案第115号 指定管理者の指定につきまして御説明申し上げます。  甲府市地方卸売市場では、平成24年4月から指定管理者制度を導入しておりますが、平成27年4月からの指定期間が今年度末をもって満了となります。このことから、甲府市公の施設に係る指定管理者の候補者選定員会設置要綱により、選定委員会を設置し、甲府市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の規定に従い、候補者を選定することといたしました。  選定委員会の委員には、甲府市地方卸売市場運営協議会の会長及び副会長、並びに甲府市消費者協会会長の3名の外部委員を含む5名の委員を選任し、指定管理者の候補者の選定基準や、その選定について審査を行い、一般社団法人甲府市地方卸売市場協会を指定管理者の候補者として選定したところでございます。  候補者の選定に当たりましては、甲府市指定管理者制度導入基本方針及び甲府市指定管理者選定方針に基づき、甲府市地方卸売市場が、機能上、性質上の特殊性がある施設であり、管理運営を委ねるにふさわしい特定の団体が必要でありますことから、公募せずに選定をいたしました。  候補者選定の経過でありますが、一般社団法人甲府市地方卸売市場協会から提出された指定管理者指定申請書の事業計画等について、甲府市公の施設に係る指定管理者の指定の手続に関する条例第4条の選定基準に照らし、審査をした結果、施設の管理を行うに当たり、設置目的等を理解するとともに、維持管理に係る経費の縮減が図られること等が見込まれたことから、一般社団法人甲府市地方卸売市場協会を指定管理者の候補者として選定するに至ったものでございます。  当該団体を指定管理者として指定することにつきましては、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を必要とするため、ここに提案するものであります。  なお、指定の期間につきましては、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間となっております。  説明は以上であります。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 20: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  輿石委員。 21: ◯輿石委員 ちょっと教えていただきたいんですけれども、この指定管理者の候補者ですけれども、この一般社団法人甲府市地方卸売市場協会のほかにあったんですか、団体が。 22: ◯長沢委員長 伊藤市場経営室長。 23: ◯伊藤市場経営室長 先ほど説明をさせていただきましたけれども、今回の選定につきましては、公募しませんで、1者、この1つの団体を選定したところでございます。 24: ◯長沢委員長 輿石委員。 25: ◯輿石委員 1者ということですけれども、今、いろいろ5人ぐらいメンバーがいたということで、その選定するメンバー、1者で、そのほかにやりようがないような気がするんですけれども、それでも、まあ、そういったことは一応手続を踏まなきゃならないということですね。 26: ◯長沢委員長 伊藤市場経営室長。 27: ◯伊藤市場経営室長 選定につきましては、先ほどの条例等を鑑みまして、市場施設を管理運営する上で適切な内容であるかどうかというところを審査基準として設けまして選定したところでございます。 28: ◯長沢委員長 ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 29: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 30: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第116号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  石原まち整備室長。 31: ◯石原まち整備室長 それでは、議案目録(その1)83ページをごらんください。  議案第116号 工事請負契約の締結について御説明いたします。  本議案は、甲府市宝一丁目に整備する都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第1工区)にかかわります請負契約の締結であります。  それでは、項目に沿って説明いたします。  契約の目的は、都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第1工区)であります。  契約金額は、3億6,164万3,040円であります。  契約の方法は、公共工事の品質を確保するため、企業の技術力及び企業の信頼性・社会性を入札価格と一体として評価する一般競争入札、総合評価落札方式であります。  工期は、議会議決日の翌日から令和2年11月30日であります。  契約の相手方につきましては、ここにお示ししたとおりであります。  この契約を締結するについては議会の議決に付すべき契約及び財産の不足または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とされていることから、この議案を提出させていただいたところであります。  続きまして、工事概要を御説明いたします。  別紙、A3版横、カラー印刷されている資料をごらんください。  資料右上の位置図をごらんください。工事場所は、甲府市宝一丁目地内、横沢ガードの南側に位置しております。  次に、平面図をごらんください。赤色の箇所に道路擁壁工事を施工いたします。施工延長は44メートルであります。  青色の箇所におきましてポンプ室工事を施工いたします。建築面積55.64平方メートルであります。  以上で都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第1工区)に関する説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 32: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  藤原委員。 33: ◯藤原委員 議案第117号にも係る話なのかもしれないんですけれども、教えていただきたいんですけれども、ここ、線路を北側と南側で2件に分ける理由等、教えてほしいんですけれども、いわゆる、これ、同じ会社でやったほうがコスト的にも少ないんじゃないかと思われちゃいがちなんですけれども、どうして、これ、2件を4社でやるような工事になったのか教えてください。 34: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 35: ◯志村区画整理課長 今回の、この2件の工事請負契約に関しましては、横沢ガードが現在、JR東日本への委託によって工事を行っておりますが、JR東日本の工事が終了いたしましても、このガード内の通行ができる状態にはなっておりません。したがいまして、工事場所といたしましては線路を挟んで上下しておりますが、直接の行き来ができないことから、別工事という発注をさせていただきました。  以上です。 36: ◯長沢委員長 藤原委員。 37: ◯藤原委員 別工事というのはわかったんですけれども、内容的に、私、専門家じゃないのでわからないんですけれども、これ、北側と南側で結構用途が違う工事なんでしょうか。本当に、これ、2件を4社で分けなきゃならない理由が今のでいいのかということなんですけれども。 38: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 39: ◯志村区画整理課長 2件の工事につきましてはおおむね同じ内容の工事を施工することになっております。しかしながら、2件の工事を一緒に発注いたしますと、工期的にも非常に長くなることが懸念されております。ここの道路につきましては令和3年3月の完成ということを公表させていただいておりますので、この完成期限に間に合うように施工するためには、工期に間に合うような設定のためにも2件にする必要があったということでございます。 40: ◯長沢委員長 ほかに質疑はありませんか。
     輿石委員。 41: ◯輿石委員 私は逆に、土木の仕事と建築の仕事が一緒に契約しているんですよね。今なかなか建築屋さんが仕事が少ないなんて言っているんですけれども、そういった建築の仕事の、そういった発注1回をふやすためにも、ポンプ室と道路の工事を分けて出したほうがよかったんじゃないかと思うんですけれども、どうでしょうか。 42: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 43: ◯志村区画整理課長 こちらの工事につきましては、横沢ガードの周辺で十分な作業ヤードが確保できないというような状況がございます。こちらの工事、建築と土木につきましても、こちらの赤い部分の工事を開始いたしますと、この青い部分のポンプ室工事のほうへの進入が非常に難しくなるような状況になっております。したがいまして、建築工事、土木工事を同種の発注とさせていただきました。  以上です。 44: ◯長沢委員長 輿石委員。 45: ◯輿石委員 この件については了解しました。なるべく発注の機会をふやしていただけるように、またなるべく分けていただければありがたいかと。  以上です。 46: ◯長沢委員長 ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 47: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 48: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第117号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  石原まち整備室長。 49: ◯石原まち整備室長 議案目録(その1)85ページをお開きください。  議案第117号 工事請負契約の締結について御説明いたします。  本議案は、甲府市朝日二丁目・朝日三丁目に整備する都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第2工区)にかかわります請負契約の締結であります。  それでは、項目に沿って説明いたします。  契約の目的は、都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第2工区)であります。  契約金額は、2億1,863万8,200円であります。  契約の方法は、公共工事の品質を確保するため、企業の技術力及び企業の信頼性・社会性を入札価格と一体として評価する一般競争入札、総合評価落札方式であります。  工期は、議会議決日の翌日から令和2年11月30日であります。  契約の相手方につきましては、ここにお示ししたとおりであります。  この契約を締結するについては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により、議会の議決を必要とされていることから、この議案を提出させていただいたところであります。  続きまして、工事概要を御説明いたします。  別紙A3版横、カラー印刷されている資料をごらんください。  資料右上の位置図をごらんください。工事個所であります。甲府市朝日二丁目・朝日三丁目地内、横沢ガードの北側に位置しております。  次に、平面図をごらんください。赤色の着色箇所につきまして、道路築造工事を施工いたします。施工延長は41.9メートルであります。  以上で都市計画道路築造工事(H31・宝二丁目北新線:第2工区)に関する説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。 50: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 51: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 52: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、議案第95号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中、当委員会所管分を議題といたします。  当局から提案理由の説明を求めます。  初めに、産業部所管分の説明を求めます。  飯田産業総室長。 53: ◯飯田産業総室長 それでは、議案目録(その1)議案第95号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第3号)中、産業部に係ります補正予算につきまして御説明申し上げます。  まず、歳入について御説明申し上げます。  議案集の14ページ、15ページをお開きください。  15款2項5目農林水産業費県補助金2節林業費補助金につきましては、特定鳥獣の数の調整のため、その管理捕獲に係る補助金を増額するものであります。  同じく、15款2項11目災害復旧費県補助金1節農林水産業施設災害復旧費補助金につきましては、本年10月の台風19号による豪雨で被災した右左口町地内2カ所の農地について、その復旧工事に係る補助金を計上するものであります。  次に、16ページ、17ページをお開きください。  20款5項5目雑入3節雑入産業部分につきましては、平成26年2月の大雪により被災した農業用倉庫の再建に対して、平成26年度中に交付した補助金に過払いが確認されましたことから、農業者が国・県・市に自主返納する返還金28万9,000円と、先ほどの台風19号により被災した農地の復旧工事における受益者負担金30万円、計58万9,000円を計上するものであります。  次に、21款1項6目農林水産業債1節農業債につきましては、県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金に充てるための市債を増額するものであります。  歳入は以上でございます。  続きまして、歳出について御説明申し上げます。  18ページ、19ページをお開きください。  2款1項18目諸費23節償還金利子及び割引料につきましては、先ほどの雑入の返還金がこちらに財源として充てられておりますが、農業者から自主返納される返還金のうち、国と県の分に係る返還金22万5,000円を計上するものであります。  次に、20ページ、21ページをお開きください。  6款1項3目農業振興費19節負担金補助及び交付金につきましては、農作物を有害鳥獣から守るため、その駆除等に係る補助金を増額するものであります。  同じく、6款1項5目農地費19節負担金補助及び交付金につきましては、先ほどの農業債がこちらに財源として充てられておりますが、県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金を増額するものであります。  同じく、6款1項8目畜産業費19節負担金補助及び交付金につきましては、アフリカ豚コレラ対策といたしまして、ウイルス媒介のおそれのある野生イノシシの養豚場への侵入を防ぐための侵入防止柵の設置に係る補助金を計上するものであります。  次の表、6款2項2目林業振興費19節負担金補助及び交付金につきましては、先ほどの林業費補助金がこちらに財源として充てられておりますが、特定鳥獣の数の調整のため、その管理捕獲に係る補助金を増額するものであります。  次に、24ページ、25ページをお開きください。  11款4項3目農業施設災害復旧費15節工事請負費につきましては、先ほどの農林水産業施設災害復旧費補助金及び雑入の受益者負担金がこちらに財源として充てられておりますが、台風19号による豪雨で被災した右左口町地内2カ所の農地について、その復旧工事に係る工事請負費を計上するものであります。  歳出は以上でございます。  続きまして、恐れ入りますが、戻りまして、6ページ、7ページをお開きください。  第2表繰越明許費補正の追加について御説明申し上げます。  6款1項農業費農業施設等管理事業につきましては、県営土地改良事業の帯那棚田の里地区における鳥獣害防止柵等の設置工事が年度内に完了が見込めないことから、繰越明許費の設定を追加するものであります。  次に、第4表地方債補正変更の農業施設整備事業につきましては、先ほどの県営土地改良事業における鳥獣害防止柵等の設置に係る山梨県への負担金に充てることにより、市債の限度額を増額変更するものであります。  以上で産業部に係ります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願い申し上げます。 54: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  池谷委員。 55: ◯池谷委員 今の説明をいただいた中で、6款農林水産業費8目畜産業費の関係のアフリカ豚コレラの関係、それについてお伺いします。今の6款の関係ですが、施設の負担金補助及び交付金ということで、豚コレラの侵入防止ということで補助金をいただいているということですが、甲府市としては、事業費の率がありますよね。甲府市として、その事業費に対する率がどのぐらいの率か教えてもらいたいと思います。 56: ◯長沢委員長 山本就農支援課長。 57: ◯山本就農支援課長 この対象農家、3件ございまして、事業費が879万6,000円ほどになってございますけれども、これに対しまして、本市はその8分の1を補助するという形になってございます。  以上でございます。 58: ◯長沢委員長 池谷委員。 59: ◯池谷委員 こうやって甲府市のほうで率先してやってもらうということはありがたいんですが、私も、この経営している皆さん方の豚舎の隣に農地を持っていまして、毎日毎日心配しているんですが、甲府市のほうで、今度は、どうも提案しているからということですが、恐らく本人も、もうわかっていると思いますが、状況を聞いていると、他都市というか、ほかのところでは全額補助のところもあるよということも、その経営者が言われたんですね、それはまだ調べていないんですが、本人からですが。  できれば、1頭そうやって発生すると全部が処分されるということになれば、倒産して、もう完全に万歳だという、そんな状況だということもありまして、話の中から、私も、農地が隣接ですから、すぐ、私のうちを使ってもいいから早くやれということを言ったんですが、何か特定の業者がいるので、まだまだ事業に、まだ柵を入れないということでございます。  ですが、それはそれで心配ですが、できれば、このちょっとした補助率の関係で、もし1頭でも入ってしまうと、その業者は、養豚をなさっている皆さんは倒産ということでございます。ですから、またこれからも、本当に財源が大変な中でございますが、本当にわずかなことですが、そのために経営ができない、そんなことだったら本当に残念だと思いますので、きょうはこれで承知していますが、ぜひそんなことで、また御支援とか、いろんな御協力をいただければありがたいと思いますが、よろしいですか。ちょっと教えてください。 60: ◯長沢委員長 山本就農支援課長。 61: ◯山本就農支援課長 本市の補助率につきましては8分の1でございますけれども、これに対しましては国が2分の1補助をします。それから山梨県が残りの4分の1を補助します。ですので、農家負担分は8分の1ということになります。全額補助という市町村もあるやに聞いておりますけれども、県内の他市町村の状況も踏まえる中、またこれまでの災害の対応等を踏まえる中で、8分の1というふうな形で決めさせていただきました。  以上でございます。 62: ◯長沢委員長 池谷委員。 63: ◯池谷委員 またこうやって甲府市のほうで補助をしてもらうということは本人もわかっておりますが、きょう、せっかくの機会で、こうやって補正予算が出たということでございますので、また地域の皆さんにも、こうだよと、甲府市も頑張ってくれているよと、そんなことで、また本人ばかりじゃなくて、周りもそうやって、私もそうですが、また協力しなければ、このアフリカ豚コレラの侵入は防止できないと思いますので、また地域の皆さんにもそんな話をしていますので、これからもぜひよろしくお願いします。ありがとうございました。 64: ◯長沢委員長 ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 65: ◯長沢委員長 以上をもって産業部所管分の質疑を終結いたします。  引き続きまして、まちづくり部所管分の説明を求めます。  下山まちづくり総室長。 66: ◯下山まちづくり総室長 よろしくお願いいたします。  それでは、議案第95号 令和元年度甲府市一般会計補正予算(第3号)のうち、まちづくり部に係ります補正予算の内容につきまして御説明いたします。  議案目録(その1)の6ページ、7ページをお開きください。  初めに、第2表繰越明許費につきまして御説明いたします。  まず、追加の8款3項都市計画費の和戸町竜王線整備事業につきましては、今年度買収予定でありました物件におきまして、契約交渉に不測の日数を要していることから、1億3,277万5,000円の繰越明許費を設定するものであります。  次の11款1項公共土木施設災害復旧費の道路橋りょう災害復旧費につきましては、本年10月の台風19号による市道平岡・前田線の道路法面の崩落に伴います復旧工事が年度内に完成が困難なことから、2,500万円の繰越明許費を設定するものであります。  次に、変更の8款1項道路橋りょう費の市道新設改良事業につきましては、宿・下曽根線歩道整備におきまして、一級河川宮沢川の河川管理者であります山梨県との協議に不測の日数を要したことから、繰越明許費を増額変更するものであります。
     次の3項都市計画費の甲府駅周辺土地区画整理事業につきましては、朝日一丁目、二丁目地内において、地権者との補償交渉等に不測の日数を要し、年度内に補償費の執行が困難なことから、繰越明許費を、こちらも増額変更するものであります。  次に、第4表の地方債補正(追加)の道路橋りょう災害復旧事業につきましては、先ほども御説明いたしましたが、本年10月の台風19号による市道平岡・前田線の道路法面の崩落に伴います復旧工事に充当するため、追加するものであります。  変更のうち、河川整備事業、小学校施設整備事業及び中学校施設整備事業につきましては、市内の水路の改修や小中学校の施設整備に当たり、充当する地方債を国の防災・減災、国土強靭化のための3カ年緊急対策の一環として新たに創設されました地方債に変更したことに伴いまして、限度額を増額変更するものであります。  続きまして、歳入について御説明いたします。  12ページ、13ページをお開きください。  14款1項10目災害復旧費国庫負担金につきましては、本年10月の台風19号によります市道平岡・前田線の道路法面の崩落に伴う復旧工事に対する国からの負担金であります。  16ページ、17ページをお開きください。  21款1項7目土木債及び9目教育債のうち、小学校債、並びに中学校債につきましては、国の防災・減災、高度強靭化のための3カ年緊急対策の一環として新たに創設された地方債に変更したことに伴い増額をするものであります。  10目災害復旧債につきましては、台風19号によります市道平岡・前田線の道路法面の崩落に伴う復旧工事に充当するものであります。  続きまして、歳出につきまして御説明をいたします。  20ページ、21ページをごらんください。  8款1項5目道路新設改良費につきましては、本年5月の滋賀県大津市におけます通行中の園児らが死亡するといった交通事故を受け、警察、保育園等との合同安全点検の結果を踏まえました安全対策にかかわります整備をするための経費であります。  22ページ、23ページをお開きください。  2項1目河川水路費につきましては、地方債の増額に伴います財源更正であります。  次に、10款2項小学校費及び3項中学校費の、それぞれ学校建設費につきましては、こちらも地方債の増額に伴います財源更正となっております。  続きまして、24ページ、25ページをお開きください。  最後になりますが、11款1項1目道路橋りょう災害復旧費につきましては、台風19号による市道平岡・前田線の道路法面の崩落に伴います復旧工事にかかわります経費となっております。  以上で、まちづくり部にかかわります補正予算についての説明を終わらせていただきます。御審査のほどよろしくお願いいたします。 67: ◯長沢委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  藤原委員。 68: ◯藤原委員 土木費の橋梁のところの交通安全設備についてなんですけれども、話で、東小学校やらホテルクラウンパレス甲府の周辺をということで聞いているんですけれども、そのほかに、こういった危険かなと思われるところで、今後、整備をしなければというふうに当局のほうで考えているところがあればお聞かせいただきたいです。 69: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 70: ◯坂本道路河川課長 本市では、毎年、小学校や中学校の通学路の安全点検を実施してまいりまして、学校関係者や警察の担当者、それから国・県の道路管理者とともに合同点検を実施しております。その点検結果によって、必要な箇所の安全対策を実施しているわけですが、本年5月の滋賀県大津市での痛ましい事故を受けまして、保育園の担当者を初めとした警察の関係者、それから道路管理者と合同点検を行いまして、今のところ、道路河川課のほうで対応する箇所としましては、軽微なものが3カ所、それから今回の補正予算の対象として10カ所ということで上げております。主なところといたしましては、今のところ、新聞などで報道されました東小学校西交差点といったところの類似の交差点というふうになっております。  以上です。 71: ◯長沢委員長 藤原委員。 72: ◯藤原委員 これ、補正予算に関するところじゃなくなっちゃうかもしれないので、また後で聞こうかなと思うんですけれども、この後も、承知をしている10カ所も随時していくということでいいんでしょうか。これ、682万円というのは、この、ほとんど2カ所ですよね。それとも、この10カ所分が入って、この682万円ということなんでしょうか。 73: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 74: ◯坂本道路河川課長 今回の補正予算で要求している箇所については10カ所になるんですが、こちらについて、この金額でやっていきたいというふうに思っています。 75: ◯藤原委員 ありがとうございます。 76: ◯長沢委員長 ほかに質疑ありませんか。  輿石委員。 77: ◯輿石委員 7ページの補正予算ですけれども、甲府駅周辺土地区画整理事業で、補正前が7億5,000万円ですよね。補正後が9億2,800万円ぐらいになっているんですけれども、1億7,000万円ぐらいふえているんでしょうか。これを具体的に、もう1回、ふえた理由を教えてください。 78: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 79: ◯志村区画整理課長 補正前の金額につきましては、先ほど御審査をいただきました工事に関する繰越明許の設定でございます。補正後の数字、今、御指摘がありました、一億数千万円ふえているというものにつきましては、移転補償費につきまして、現在、朝日町通り周辺の補償交渉を進めておりますが、そちらについては木造でなく鉄筋の建物が多かったりいたしますので、1軒当たりの金額も多いことがありまして、その辺が費用もかかること、また期間もかかることから、新たに追加の繰越明許設定をさせていただいたものになります。  以上です。 80: ◯長沢委員長 輿石委員。 81: ◯輿石委員 金額も1億8,000万円近くということなんですけれども、最初にそういったことはわからなかったんですか、木造とか鉄筋とかって、今、言っていましたけれども。 82: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 83: ◯志村区画整理課長 当初から補償の対象とする物件についての調査は済んでおりますので、今、御指摘のことは最初からわかっております。今回、繰越明許設定をさせていただいた理由といたしましては、地権者との交渉に不測の日数を要したということでございます。  以上です。 84: ◯長沢委員長 輿石委員。 85: ◯輿石委員 ちょっとわかったようなわからないような感じなんですけれども、地権者との不測の日数を要したという、その辺のところがよくわからないんですけれども、説明が。 86: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 87: ◯志村区画整理課長 当初におきましては、地権者との交渉が年度内にスムーズに終わって、解体までを年度内に終わらせるということで進めておりました。その中で、先ほど申し上げましたように、地権者との交渉について不測の日数を要したために、解体の期間が確保できなくなったことから、この繰越明許の設定をさせていただいたと、一応そういうことになります。 88: ◯長沢委員長 輿石委員。 89: ◯輿石委員 済みません、何か平行線になっちゃったので、もっとわかりやすい何か材料を、これこれこうだから1億8,000万円もふえたんだよという。僕らもほかの人に聞かれた場合、どうして1億8,000万円もふえているの。 90: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 91: ◯志村区画整理課長 済みません、ちょっと勘違いを私がしたかもしれませんが、金額を増額したわけではなくて、もともと年度内執行を予定していたものについて、年度内執行が見込めなくなったために、繰越明許の設定の枠を大きくしたということで、予算的にふえたとかいう内容ではござません。 92: ◯輿石委員 わかりました。 93: ◯長沢委員長 ほかに質疑はございますか。  望月委員。 94: ◯望月委員 先ほど藤原委員からも御質問があったんですけれども、歳出の8款1項5目の交通安全施設整備事業費682万円のことでお伺いします。私も9月定例会で、この対策についての御質問をさせていただいたので、今回、予算がここで計上されたということで感謝を申し上げたいと思います。改修箇所に関しては、東小学校交差点以外にも点検を行うということで、お話は藤原委員の御答弁でお伺いしたんですけれども、9月定例会の質問のときに、その9月時点では、山梨県と協議を行って、技術的な面とか、あとは国の財政的な面とか、そういった援助を確認しているということであったんですけれども、今回の、この対策費というか、事業費として、甲府市独自でやるような結果になったということでしょうか。特に歳入を見てもないので、国から、山梨県からとかというものの支援とか援助というものはなかったんでしょうか。 95: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 96: ◯坂本道路河川課長 補助が出るというような、そういった報道もあったので、その辺のことについては国や県と情報交換などをする中で動向を注視していたという状況になりますが、そうはいっても安全に関することですので、補助金の交付を待っていたら安全が確保できないという判断に至りましたので、今回の補正予算で要求させていただいて工事を実施するということにさせていただきました。 97: ◯長沢委員長 望月委員。 98: ◯望月委員 待っていても、早くやらなきゃいけないことでありますので、本市独自での予算を立てていただいたということで、ありがとうございます。  私も地元でありますので、いろいろその辺は、交通状況等を見ているんですけれども、これ、どういった改修を行っていく予定と、どのように改善を図っていくということですね、危険箇所の改善を図っていくか。東小学校の交差点のところだけでも構いませんので、そういった方針があれば。スケジュール的にも緊急的にやっていく話であると思いますので、早目の改修をという形になると思うんですけれども、そういった面も、現時点でわかる話でお伺いできればと思います。 99: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 100: ◯坂本道路河川課長 先ほどの説明とちょっと重複する部分もあるんですけれども、保育園と、そういった未就学児を対象とした交通安全対策ということになるわけですが、これに先立ちまして、各保育園から危険箇所というものをピックアップしてリストにして、点検をしたという経過がございます。その中で、甲府市道路河川課のほうで対応するということになったのが、ボラードと言われる車どめの設置、そういったものとか、それから外側線と言われている歩行者の安全を確保するための外側線、それから路面標示といったものを今回の工事の中で対応していきたいと思っています。 101: ◯長沢委員長 望月委員。 102: ◯望月委員 具体的に対策を講じるということでお伺いしました。  スケジュールに関しては、特にいつまでにというのはありますでしょうか。 103: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 104: ◯坂本道路河川課長 現在、工事発注に向けて準備を進めておりますので、できるだけ早く工事を発注して、これは年度内に完成していきたいというふうに思っています。 105: ◯長沢委員長 望月委員。 106: ◯望月委員 緊急的な話ですので、今年度中にということで方針をお伺いいたしました。いずれにしても、ここ以外でもたくさん、多分、先ほど10カ所ということも出ておりましたけれども、事故が起きてしまっては大変遅い話でありますので、できるだけ早く、そういった対策を、安全に、またまちの方や子どもさんが歩けるような状況をつくっていただいて、また追加であれば、どんどんまたそういった対策を立てていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございます。 107: ◯長沢委員長 ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 108: ◯長沢委員長 以上をもって質疑を終結いたします。  これより本案を採決いたします。  本案は、当局原案のとおり可決することに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 109: ◯長沢委員長 御異議なしと認めます。  よって、本案は当局原案のとおり可決することに決しました。  次に、閉会中継続審査となっております請願について審査を行います。  請願第1-6号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める請願を議題といたします。  請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取り扱いについて御意見をお伺いいたします。  荻原委員。 110: ◯荻原委員 結論から言うと、継続審査でお願いをできたらと思っています。理由は、9月定例会の常任委員会でも若干申し上げたので、簡潔にかいつまんで話をしますけれども、これ、拝見しますと、本当にいいことが書いてあって、例えば、ワーキングプア、これはよくない、あるいは、その地域間の格差もあって、東京都とそれ以外で、同じ時給でも本当に差があると。こういうことを改善していかなければいけないので、最低賃金を上げろということはよく理解ができるわけであります。  それはそれとして、もう一方で、現実的に、今、このタイミングでどうかということを考えなければいけないのではないかという話は9月にもしたんですけれども、大企業のほうは、前言ったように、労働分配率が四十二、三%で、賃上げの余力はいっぱいありますから、内部留保も多くて問題はないんですけれども、特に県内や甲府市なんかの中小企業では、労働分配率が70%ぐらいですか、もう賃上げの余力がないと。そこへ持ってきて、消費税増税もあったり、景気も余りよくない中で、しかも、この働き方改革というのはやらなきゃいけないことですけれども、それも経営をかなり、経営面からすると厳しい状況だというふうなことも一方であります。なので、こういうことは必要なことかもしれませんけれども、やっぱりタイミングということも非常に大事なのではないかなというふうに思っています。  これ、請願が2本立てで、最低賃金の改善と中小企業支援と両方あるわけですけれども、中小企業の支援を徹底して、その賃上げの余力ができたところで、最低賃金も、ここに出ているように、すぐに1,000円というような形が、順番としては私は個人的にいいのかなというふうに思っているんですけれども、いずれ、そのタイミングというのが大変大事でありますから、もうしばらくは継続審査で、慎重に、その時期を見て審査を続けていただきたいと、こういうことで、継続審査でお願いします。  以上です。 111: ◯長沢委員長 ほかに御意見はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 112: ◯長沢委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。  ただいま継続審査を求める意見が出ております。  それでは、まず継続審査についてお諮りいたします。  本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 113: ◯長沢委員長 起立多数であります。  よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決しました。  次に、提出された請願について審査を行います。  請願第1-8号 リニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願を議題といたします。  請願の内容につきましては、お手元に資料が配付いたしてありますが、取り扱いについて御意見をお伺いいたします。  池谷委員。 114: ◯池谷委員 私は、我が国の英知と最先端技術を駆使した夢の超特急であるリニア中央新幹線の2027年の開業を待ち望んでいるうちの1人でございます。このリニア中央新幹線の騒音の低減に関する請願について、考えを述べさせていただきます。  今般の請願は、地域住民の良好な日常生活や教育環境を維持していく観点から、願意の妥当性を感じて紹介議員の1人となったところでありますが、現状においては、リニア中央新幹線の騒音を環境省の基準である55デシベルに低減することは困難な状況であることを確認させていただきました。この55デシベルに低減することが困難な状況を踏まえ、リニア中央新幹線の開業が予定どおり進められることを切望している私といたしましては、請願の紹介議員の取り下げも考えたところでございますが、日進月歩、進化を遂げている我が国の技術革新をもってすれば、あながち実現性が乏しいとは言えない状況もあるのではないかという点もあり、今後、関係機関等の動向を注視していたったほうがよいのではないかという考えに至ったところでございます。したがいまして、本請願については継続審査でお願いしたいと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。 115: ◯長沢委員長 ほかに御意見はありませんか。
     輿石委員。 116: ◯輿石委員 私も、このリニア中央新幹線の沿線ではないんですけれども、近隣の住民の1人としましても、騒音は低いほうがいいと、これはこの請願のとおりだと思いますが、この請願が出る前に、この人、いろいろ文書が来ていまして、最初のときは、リニア中央新幹線は被害のデパートなんていう表現もあったということなんですけれども、先ほど池谷委員もおっしゃったとおり、またリニア中央新幹線は、山梨県、また甲府市民の千載一遇のチャンスというふうに捉えていまして、いろんな面で期待されているところでございます。  その中で、この文章的に、騒音に限って、今回、出されているわけですけれども、先ほど池谷委員もおっしゃったとおり、防災防音フードをかけた状態で60デシベル以下にはならないというふうなJR東海の調査結果も、私、聞いています。ですから、将来的にはそれ以下に、ここに書いてあるとおり55デシベルぐらいになるかもしれませんけれども、今の時点で、この55デシベルにしてくれというのはちょっと時期尚早ではないかと思いますので、この案件については、不採択という形でお願いしたいと思います。 117: ◯長沢委員長 ほかに御意見はありませんか。  藤原委員。 118: ◯藤原委員 私も不採択の立場から御意見を述べさせていただきたいと思います。私自身も、皆様方のお話を聞く限り、騒音に関しては大変留意しなければならないこと、また健康に対しても守るべきところはたくさんあると思っております。しかしながら、山梨県が、このリニア中央新幹線のこのデシベル数値を70デシベル以下の基準を準用して行っているということからも鑑みると、甲府市としても、そこは慎重に議論しなければならないし、重視しなければならないところだと私は考えています。  請願の内容を見てみますと、55デシベル以下を尊重するように、山梨県に意見書を提出してもらいたいとの旨も書かれておりました。この55デシベル以下、正確にあらわすことはできないのかもしれませんが、大変厳しい基準なのかなということは、いろいろな資料を見てもわかるわけでございます。例えば話のレベルであったり、家庭用のエアコンの室外機、いわゆる自動車が普通に走行しているときに発するような音も55デシベルを超えてしまったり、またそういうことも考え得るわけでございます。そういうときに、リニア中央新幹線という特殊的な技術が走るものだ、またこういう環境基準もしっかりと山梨県は考えながらやっているということも考えると、今回の、この請願に関しては、やはり妥当ではないと考えるべきだと私は思っています。  ぜひ委員の皆さまにおかれましても、この妥当性というものをしっかり判断してもらうとともに、我々甲府市議会にもリニア・公共交通調査研究会等が存在しますので、議会としてもここはしっかりと協議をしながら、意見書なり、また考えを公の場に提出するようなこともしっかりと考えながらやっていかなければならないと思いますので、今回は、この件に関しては妥当ではないということで、ぜひ判断をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。 119: ◯長沢委員長 ほかに御意見はございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 120: ◯長沢委員長 それでは、これをもって意見交換を終結いたします。  ただいま継続審査を求める意見と不採択を求める意見が出ております。  それでは、まず継続審査についてお諮りいたします。  本件を閉会中の継続審査とすることに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 121: ◯長沢委員長 起立少数であります。  よって、本件は閉会中の継続審査とすることは否決されました。  ただいま継続審査が否決されましたので、請願第1-8号を採決いたします。  本件を採択することに賛成の委員の起立を求めます。                   (賛成者起立) 122: ◯長沢委員長 起立なしであります。  よって、本件は不採択とすることに決しました。  以上で、当委員会に付託されました議案・請願の審査を終了いたします。  なお、委員長報告につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思いますが、よろしいでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 123: ◯長沢委員長 御異議ございませんので、そのようにさせていただきます。  次に、所管事項の調査に入ります。  本日の所管事項の調査は、産業部、農業委員会、まちづくり部の順で行います。  冒頭、産業部より、昇仙峡リバイバル会議について報告をしたい旨の申し出があります。  所管事項について質問のある部等がありましたら、最初に申し出をすることになっておりますので、挙手をお願いいたします。                   (要望を聴取) 124: ◯長沢委員長 それでは産業部とまちづくり部の方は残っていただき、それ以外の方にはお引き取り願います。御苦労さまでした。  最初に、産業部の所管事項の調査に入ります。  冒頭、昇仙峡リバイバル会議について報告をしたい旨の申し出がありますので、これを許します。  有賀観光商工室長。 125: ◯有賀観光商工室長 よろしくお願いいたします。  それでは、昇仙峡リバイバル会議につきまして御報告をさせていただきます。  先月の20日に、昇仙峡の再活性化のための昇仙峡リバイバルプランを策定するため、昇仙峡リバイバル会議を設置いたしましたが、最近、報道にも取り上げられておりますので、経済建設委員会の委員の皆様に、設置の趣旨、取り組み内容などについて御説明させていただきます。  資料につきましては、2ページで1枚の資料となっておりますので、右肩のページ番号を御参照いただきますようお願い申し上げます。  資料の1ページをごらんください。  昇仙峡の魅力でございますが、本市にとって代表的な観光地である昇仙峡につきましては、江戸時代の天保14年、1843年に、長田円右衛門が昇仙峡地域から城下へ通じる荒川沿いの新道を開通させたのをきっかけに脚光を浴び、明治から昭和初期にかけ、地域の関係者の熱意により観光地として磨き上げられてまいりました。  大正11年には、当時、皇太子であった昭和天皇が来県され、甲府連隊、今の北新の山梨県福祉プラザのあたりから歩いて和田峠を越えられ、昇仙峡を行啓され、昇仙峡の景観を「耶馬渓をはるかにしのぐ」と言われております。大分県にある耶馬渓は、昇仙峡と同様に、奇岩・奇石の渓谷美が特徴である観光地で、江戸時代から日本を代表する景勝地として知られており、平成29年度には日本遺産に認定されております。  昇仙峡は、昭和25年に特別名勝に指定され、昭和28年に観光地百選・渓谷の部第1位、平成20年に平成の名水百選、平成21年には平成百景において富士山に次ぐ第2位に選ばれております。  また、本年6月19日には、昇仙峡を含む甲武信ヶ岳周辺地域が甲武信ユネスコエコパークに登録されております。  2ページをごらんください。  甲府市全体と昇仙峡の観光入り込み客数でございますが、甲府市全体では、平成26年の約455万人から平成30年は約629万人と約174万人増加しているものの、昇仙峡地域は、すぐれた観光資源としての魅力があるにもかかわらず、平成24年の約56万人から平成30年には約40万人になり約3割減少しております。このことから、昇仙峡の再活性化に向け、昇仙峡リバイバルプランを策定するため、山梨県と連携する中で新たに昇仙峡リバイバル会議を設置したところでございます。  3ページをごらんください。  設置要綱と委員でございますが、会議では、昇仙峡の再活性化を図るため、現状と課題を洗い出し、さらなる魅力向上や誘客への対応策を検討し、昇仙峡リバイバルプランを策定してまいります。  委員構成でございますが、委員長には立教大学観光学部の東 徹教授、副委員長には甲府市観光協会の雨宮正英会長に就任していただいております。東 徹教授は、観光マーケティングや地域振興を専門分野としておられ、昨年度より山梨県観光振興推進会議の座長を務められております。  委員には、昇仙峡観光協会や湯村温泉旅館協同組合などの代表を選任するとともに、株式会社集英社のコンテンツマネージャーでやまなし大使でもある内山しのぶ様にも加わっていただいております。  4ページをごらんください。  会議のねらいでございますが、まずは現地調査、いわゆるフィールドワークやアンケート調査などにより現状を把握した上で、課題を整理いたします。そして、すぐやること、中長期的な計画で対応すべきことなどに、優先順位をつけてやるべきことを整理してまいります。最終的に昇仙峡リバイバルプランを策定し、目指すべき昇仙峡の方向性について確立してまいりたいと考えております。  5ページをごらんください。  会議を進める上での考え方でございますが、会議の中では、アンケート調査などから、なぜ観光客が来てくれないのか、二次交通の便が悪いせいなのか、環境整備や資金投資が足りないのかなどを御議論いただき、それでは、観光客が訪れたくなるにはどうしたらよいのか、観光資源の発掘か、おもてなしやインバウンド対策なのかなどについて御議論をいただきたいと考えております。委員の皆様には、観光客目線で御議論をいただきたいと考えております。  6ページをごらんください。  参考資料になりますが、2018年度の日本人の旅行に対する意識調査になります。色をつけてある「日常生活から解放されるため」また「美しいものにふれたくて」が上位10項目に入っておりますので、昇仙峡の再活性化の参考になるのではないかと考えております。  7ページをごらんください。  2018年度、観光庁の「訪日外国人が日本に滞在中に経験したこと」の調査結果になりますが、色がつけてございます「日本食を食べること」「自然・景勝地観光」「温泉入浴」「旅館に宿泊」が上位に入っていることから、工夫をすれば、昇仙峡や湯村温泉にもっと多くのインバウンドを呼び込めるのではないかと考えております。  8ページをごらんください。  インバウンドが急増している地域として、徳島県三好市の祖谷地方の参考事例でございますが、平成19年度から10年間で約34倍に増加しております。この地域は、平家の落人が隠れ住んだ山里として知られ、交通アクセスが非常に不便な地域ですが、平成15年ごろから官民一体となって観光客誘致に動き始め、武家屋敷の飲食施設化や雲海をながめるツアーの造成などを行ったことと、山村の素朴な暮らしや住民の温かいおもてなしが外国人の心をつかんだことが要因とされております。  このように、観光客を引きつける魅力があれば、二次交通などのデメリットがあっても、観光客が訪れたくなる可能性があるという事例であり、昇仙峡にとっても大変参考になると考えております。  9ページをごらんください。  ここからは、昇仙峡リバイバルプランの策定に当たりまして、現状把握と課題整理のためのアンケート調査と大学生によるフィールドワークについて御説明いたします。  まず、観光客向けのアンケート調査でございますが、トップシーズンであります先月の23日、24日の土曜日、日曜日に昇仙峡を訪れた個人客や団体客を対象に実施いたしました。この調査からは、観光客目線からの満足度や改善要望などの意向を把握してまいります。  10ページをごらんください。  事業者向けのアンケート調査でございますが、今月中に、昇仙峡と関連のある飲食店、宿泊施設などを対象に実施してまいります。この調査では、昇仙峡に関係のある事業者との連携について、課題やアイデアを出していただくことを目的としてございます。  11ページをごらんください。  大学生によるフィールドワークに基づくアンケート調査でございますが、メディアにも報道されましたが、今月の4日に、立教大学17名、山梨県立大学13名の計30名の学生さんにフィールドワークを行っていただき、若者視点からの活性化のアイデアなどの抽出を行ったところでございます。  12ページをごらんください。  フィールドワークでございますが、30名の学生を長潭橋から滝上周辺まで歩くグループと滝上地域を中心に歩く2つのグループに分け、約4時間20分のフィールドワークを実施していただきました。  13ページをごらんください。  やるべきことの整理になりますが、昇仙峡リバイバル会議では、課題に対する対応策と魅力に対する活用策について、誰がやるべきか、いつまでにやるべきかを明確に整理し、関係者間で共通認識を図ってまいります。  14ページをごらんください。  目指すべき昇仙峡の確立と実行に向けまして、4つのフェーズ、段階で進めていきたいとい考えております。フェーズ1と2で昇仙峡リバイバルプランを策定いたします。フェーズ3では、昇仙峡リバイバルプランの策定のみで終わらせることのないよう、効果的な仕組みづくりや若い世代のワーキンググループの結成など、実行力の高い組織づくりを検討してまいります。そしてフェーズ4では、観光客の細かなニーズに対応できるよう、組織独自にどのような取り組みができるかということや、素早くアクションできる方法などについて検討してまいります。  15ページをごらんください。  昇仙峡リバイバルプランの策定スケジュールでございますが、3月上旬までに4回の会議を予定しており、来年3月上旬には昇仙峡リバイバルプランを策定してまいります。また、1月8日の第2回会議の際には、アンケート調査やフィールドワークの結果を踏まえた中間案を提示していただきます。  この中間案につきましては、現在、山梨県と連携する中で、令和2年度の認定を目指して日本遺産の申請の準備を進めておりまして、来年1月下旬には申請となりますが、中間案の中で生かせるものがあれば、この申請に反映させてまいりたいと考えております。  16ページをごらんください。  ここで、日本遺産について概要を説明させていただきます。このページから19ページまでは、先月26日に、日本遺産推進議員連盟の合同勉強会で配付された資料になります。  日本遺産は、平成27年度に文化庁が創設した制度で、地域の歴史的魅力や特色を通じて、我が国の文化・伝統を語るストーリーを日本遺産として認定するものでございまして、有形・無形の文化財を総合的に整備・活用・発信することにより、地域の活性化や観光振興を図るものでございます。来年度までに100件程度の認定を目指しているもので、今年度は最終の申請となります。  中ほどの認定数でございますが、2019年度、今年度までに83件が認定されておりますので、あと17件の認定枠となっております。  17ページをごらんください。  右側になりますが、日本遺産に認定されますと、地域文化財総合活用推進事業といたしまして、地域の活性化や観光振興を推進するための人材育成や普及啓発、調査・研究などの事業に対しまして、国から認定後3年間で7,000万円の支援を受けることができます。  18ページをごらんください。  左下になりますが、文化庁では、認定されることがゴールではなく、その後の磨き上げが重要で、補助金が終了する3年後の自立・自走に向けてしっかりとしたプランを持つべきとしております。本市におきましても、認定のいかんにかかわらず、この日本遺産申請への取り組みを今後の昇仙峡振興にしっかりと生かしてまいりたいと考えております。  19ページをごらんください。  最後に、現時点で想定しているストーリーについて説明させていただきます。申請に当たりましてはストーリーが最も重要視されますが、タイトルといたしましては「三つのキセキをたどる旅~御岳昇仙峡~」を考えており、三つのキセキとは、江戸時代末期の新道開発により奇跡的に発見されたというキセキ、昇仙峡の絶妙に配置されている奇岩・奇石のキセキ、そして、周辺で水晶が産出されたことにより発展した甲州水晶貴石細工のキセキ、この三つのキセキを中心に、昇仙峡地域に点在する文化財をパッケージ化し、ストーリーを構成していきたいと考えております。  以上、昇仙峡リバイバル会議の取り組み内容などについて御報告させていただきました。よろしくお願いいたします。 126: ◯長沢委員長 以上で報告が終わりました。  この件について質問のある方は発言をお願いいたします。  藤原委員。 127: ◯藤原委員 これはもう進んでいる会議ということで認識してよろしいんでしょうか。1回目が11月の20日に終わっているもんですから、そういうことでいいんでしょうか。 128: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 129: ◯有賀観光商工室長 藤原委員おっしゃるとおり、もう第1回を開催しておりまして、第2回を来年1月8日に開催する予定でございます。 130: ◯長沢委員長 藤原委員。 131: ◯藤原委員 そうした中でなんですけれども、特に昇仙峡、山に入っていくと、甲府市と甲斐市が入り組んでいるようなところもあったり、時々、整備とか、山を登る子どもたちとか、登山家の皆さんが、ここの山道の整備をお願いしますみたいなことを言うと、そこ、甲斐市ですとかと言われるケースがあるので、ぜひ甲斐市の方とかも協議の中に、この委員とかに、ちょっと話をしていただいたほうがいいのかなと思っている部分があります、もしかしたら入っているのかもしれないし。  あともう1点は、山梨中央銀行の湯村支店長とか入っていますけれども、異動して、そもそも、委員以外の者ということで時々来ていただけるのかもしれませんけれども、そこまで、この昇仙峡に対して何か思いがあるのかというのはちょっとわからないなという部分があります。ただ、最終的に日本遺産に採択されるとお金の出入りがあるし、いろいろ融資とか、御助言いただくこともあるのかもしれないから入れてあるのかもしれないんですけれども、もう少し幅を広げてもいいのかなと思います。いわゆる甲斐市の方々、甲斐市役所とかも少し力を入れて参画してもらってもいいのではないかと、その金融機関が1社、もしくはなぜ山梨中央銀行の湯村支店長が入っているのかという、その部分だけ、ちょっと教えてください。 132: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 133: ◯有賀観光商工室長 まず甲斐市につきましては、こちらの名簿にはございませんけれども、事務局として甲斐市の生涯学習文化財課の課長さんに御参加いただいております。こちらには記載はございませんけれども、事務局で。あと、甲斐市には観光協会がございませんので、委員さんのほうには入っていただいてはございません。  あともう1点、山梨中央銀行湯村支店の支店長がアドバイザーとして入っていただいているというのは、地元の銀行といたしまして、昇仙峡地域に対する地域創生、あるいは地域活性化のために資金面から支援するケースもあるだろうということで御参加いただいております。
     以上でございます。 134: ◯長沢委員長 藤原委員。 135: ◯藤原委員 内容はわかりました。  あともう1点、8ページ目の徳島県三好市とか、事例も、まあ、いい事例だとは思うんですけれども、いかんせん、そのまねごとになってはいけないなという部分がありますので、昇仙峡独自のものをしっかりつくり上げていただければなと思いますし、最終ページにあるような、このキセキを3つつなげたというのはすばらしい案だと思いますし、各議員さんも、この昇仙峡に対しては、昔、荻原委員も「アニメで昇仙峡を」と言ったのも覚えていますし、時々、この昇仙峡に対しても熱い目が当てられる部分がありますので、ぜひ適切な運用をしていただいて、この日本遺産の申請ができるようにしていただければと思います。  ちなみに、山梨で日本遺産になっているところって、どこがあるんでしょうか。 136: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 137: ◯渡辺観光課長 山梨県内で日本遺産に関係するところでございますが、峡東地域のワインの「葡萄畑が織りなす風景」、それから、中部高地の星降る縄文貴石という形で「星降る中部高地の縄文世界」その部分については山梨県・長野県が合同で事務局を持っておりますが、そういったところが入っております。  以上でございます。 138: ◯長沢委員長 藤原委員。 139: ◯藤原委員 そうやって指定されているところもあるし、まだ市民の皆さんというか、県民の皆さんに認知されていない部分もあると思いますので、早目に申請手続に手をつけていただいて、昇仙峡が、より活発というか、また観光客が戻ってくるようになればと期待します。  以上です。 140: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  荻原委員。 141: ◯荻原委員 今、藤原委員も言われたように、昇仙峡は本当にみんな関心も高くて、甲府を一番代表する観光資源だろうというふうに思います。この表にあるように、お客様の数がどんどん減っていっていると。私はいつも、お客様の数もだけれども、消費額のほうがもっと大事だという話はしているんですけれども、ただ、いかんせん、この状況でありますから、ぜひこの機会に、抜本的な、新しい昇仙峡をつくり上げていくと、そんな意気込みで取り組んでいただけたらと思っています。  昇仙峡のことについていろいろ話をしたいんですけれども、それはまた所管事項調査で質問しますので、ここは、このペーパーの範囲内だけで質問や意見を申し上げたいんですけれども、まず先ほど藤原委員もあそこの、これは徳島県、ここはここで自分たちの資源を最大限生かして、ただ、これをちょっと見ると34倍で、最初びっくりしたんですけれども、あくまで、これ、外国人の数ですよね。もともと、多分、外国人の数は物すごい、数十人ぐらいのあれでしょうか。老眼で読めないんですけれども、本当にいなかったので34倍だと。日本人あわせてどのぐらいになったのかというところもやっぱり考えなければいけませんし、もちろん魅力的な地域であれば、これ、二次交通など細かな課題は通れなくなるなんて書いてあるんですけれども、私は二次交通、これ、大事な要素だと思っていますから、通れなくなるからここで議論しないということではないと思いますけれども、そこもしっかりとお願いしておきたいというふうに思っています。  質問ですが、いろいろアンケートの中で、この学生さんのものだけは結果がもし出ていればどんな方針なり意見があったか、参考に教えていただけますか。これ、出ていますか。 142: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 143: ◯有賀観光商工室長 大学生によるフィールドワークをしていただいた後にアンケート調査を実施させていただきました。そのアンケート調査の中につきましては、現在集計中でありますけれども、主な意見といたしましては、天鼓林にある愛のかけ橋、これを何かしらストーリー性のあるものにして売り出せないか、こんな意見や、覚円禅師が修行した覚円峰、あるいは修行僧の歴史という観点から新たな魅力をつくれないか。また、修行僧の衣装体験や、なぜ修行したかの解説が欲しいといった、修行僧に関する意見がございました。さらに自然を活用したフォレストアドベンチャー、ラフティングなどにより、インバウンドを含めた若い年代層の観光客の誘致を図ったらどうかというような意見もございました。  以上でございます。 144: ◯長沢委員長 荻原委員。 145: ◯荻原委員 やっぱり大学生、頭やわらかいですね。すばらしい意見がいっぱい出たと思いますから、ぜひ僧侶の服を着ていただいたり、フォレストアドベンチャーなんていうのも非常に魅力的だなというふうに思いました。  ありがとうございました。 146: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  輿石委員。 147: ◯輿石委員 ちょっと教えていただきたいのは、この昇仙峡リバイバル会議というのはどこから出た話というか、甲府市はどういうふうにかかわっていくのか。あと予算とかはこの会議に対して出すのかとか、教えてください。 148: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 149: ◯有賀観光商工室長 この昇仙峡リバイバル会議に関しましては、ことしから昇仙峡の観光振興に力を入れていこうということで、山梨県も甲府市も同じ気持ちで進めております。この昇仙峡リバイバル会議を立ち上げる前に準備会というのを3回実施しておりまして、それにつきましては、山梨県が中心となりまして、主にハード面の整備について議論をして整理をしてきたところでございます。  この昇仙峡リバイバル会議につきましては、甲府市が中心となって山梨県と連携する中で進めるものでございまして、事業費といたしましては、昇仙峡リバイバルプランの策定委託料、これを200万円ほど予算計上してございます。  以上でございます。 150: ◯長沢委員長 輿石委員。 151: ◯輿石委員 わかりました。  最終的と言ってはあれですけれども、もちろん昇仙峡に観光客が来ていただくと、そういった大前提があると思うんですけれども、事業の内容というふうな形で、こういうふうにアンケートをとったり、最終的には日本遺産に登録していただくというような形でやっていくということで、会議はどのぐらいの頻度であるのか。で、目的というか、活動内容は、もうちょっと具体的に、どういった計画にするのかということですね。 152: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 153: ◯有賀観光商工室長 15ページに昇仙峡リバイバルプランの策定スケジュールがございます。そちらにございますように、上の青い丸、3月までに4回開催してまいります。第1回におきましては、正副委員長の選任であるとか、設置要綱、あるいはスケジュールについて、委員の皆様に御確認していただきました。第2回につきましては、先ほど説明したフィールドワークであるとかアンケート調査、この内容に基づきまして中間案を策定してまいりますので、その中間案についての意見聴取を行いたいと考えております。3回目につきましては、その修正案を提示していただいて、修正案への意見聴取、最終的に、3月上旬になりますが、第4回の会議におきまして最終案を決定して、次年度以降、どんなことをやっていくかということを決めていきたいと考えております。  以上でございます。 154: ◯長沢委員長 輿石委員。 155: ◯輿石委員 わかりました。 156: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  末木委員。 157: ◯末木委員 甲武信ユネスコエコパークのこと、今、このようなすばらしいプランをしていただいたことに感謝を申し上げます。  私も昇仙峡大好きで、よく行くんですけれども、よく高尾山とどこが違うのかなと。高尾山って、すごいですよね。皆さんがほとんど前の人と同じぐらいの速度で歩いているというのをよく見るんです。ぜひ昇仙峡も、もっともっと山登りに力を入れていただけたら、すばらしい観光の材料になるのかなと思います。  東京都千代田区に住んでいらっしゃる方がよく言うんですけれども、今、バイクとか自転車競技のときに、日本中から若者たちが来るのが1年に1回あるということもお聞きしました。ぜひスポーツプランをつくっていただけたらなと思う気持ちがすごくあります。  また、昇仙峡から下ってきたときの健康の森からの夜景は本当にすばらしいです。あれは日本の中でも13位に入っているということもお聞きしています。  昇仙峡のロープウエイで上に上がったとき、私は日本一すばらしい景色だと自負しております。ぜひスポーツ面とその観光面、ぜひどうにかつなげていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 158: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 159: ◯渡辺観光課長 昇仙峡地域、もしくは帯那地域を含めた観光とスポーツということで、実は私どものほうでも、平瀬浄水場の南西にあります片山稲荷神社から長潭橋の辺までをコースとする自転車コースなども紹介をしております。そういった形で、非常に景色のいいところでございますので、今後につきましては、今、健康志向等の中で自転車のそういう需要も高まっている、またそういう方もふえてくるのではないかというふうな考えもございますので、昇仙峡の中等を含めたコースの紹介等はできるような、そんなことができたらいいなというようなことで、今後その辺については地元の皆様と一緒に研究をしてまいりたいと、そのように考えております。  以上でございます。 160: ◯長沢委員長 末木委員。 161: ◯末木委員 ぜひお願いしたいと思います。  ちょっと余談なんですけれども、富士山は割合と東南アジア系の方たちが多く登ってくるんですが、木曽・高山になりますと、ヨーロッパとかアメリカ合衆国の方たちが多く登ってきますよね。皆さんにどうやって木曽・高山のいろいろな情報を得ているのかなということをお聞きしますと、結構やっぱりインターネットが多いということもお聞きしています。ぜひインターネット活用もお願いして、頑張っていただきたいと思います。  以上です。ありがとうございました。 162: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  堀委員。 163: ◯堀委員 要望という形でお願いをしたいんですけれども、今、昇仙峡がさらに観光客がふえていくということを想定すると、恐らく交通量なんかも多くなっていくと思います。現在でも、観光シーズンになりますと、特に公益財団法人リヴィーズHANAZONOホスピタルのあたりの道路が非常に狭くて、歩行者も本当に危ないような状況がございます。ぜひ、その観光地までの道筋のそういう安全度というところも見据えた上で計画をお願いできればと思います。  これは要望です。よろしくお願いいたします。  以上です。 164: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  望月委員。 165: ◯望月委員 今、御議論を聞いていて、1点確認だけさせていただきたいんですけれども、当然、昇仙峡リバイバルプランでありますので、昇仙峡を再活性化させるということで、日本遺産申請というものも1つの目標にはもちろんなっていると思います。その先に、当然、昇仙峡が活性化することが最大の目的だというふうに思うんですけれども、これは基本的にプラン、スケジュール、今、載っているんですけれども、昇仙峡リバイバルプラン策定ということを念頭に置いて、ハード面も山梨県のほうがということもあるんですけれども、これは基本的に、山梨県というのはこの委員の中には、山梨県として入っていないんですけれども、今後策定する中で、提言を行っていくとか、こういうことを山梨県にはやってもらいたいとか、そういった部分も出てくるんでしょうか。お願いします。 166: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 167: ◯有賀観光商工室長 山梨県のほうには、事務局といたしまして観光部から2名御参加いただいております。また、公益社団法人やまなし観光推進機構、こちらの代表の方につきましても委員として加わっていただきまして、山梨県で対応すべきものにつきましては山梨県で対応いただくというふうに考えております。  以上でございます。 168: ◯長沢委員長 望月委員。 169: ◯望月委員 ぜひ山梨県、そして国も、今、先週ぐらいですか、菅官房長官が、全国に新しい高級ホテルを50カ所つくるなんていう方針も出しておりますし、これ、昇仙峡に行くための手段としても、リニア中央新幹線やJR中央線も活用した中で、50カ所という、東京だけに限らず地方になんていう話も、高級ホテルもなんていう話をしておりましたので、ぜひそういったものも活用できるような、宿泊者そして外国人の方のすばらしい思い出になるような昇仙峡の活性化を目指していただきたいと思います。  以上です。 170: ◯長沢委員長 ほかにございますか。                 (「なし」と呼ぶ者あり) 171: ◯長沢委員長 この件につきましては終了いたします。  それでは、産業部の所管事項の調査に入ります。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  池谷委員。 172: ◯池谷委員 それでは、私は本当にわずかでございます。既に恐らく執行部は来年の予算要求、そんな作業が進んでいると思いますので、そのことについてちょっとお聞きしたいと思います。来年度の予算要求、よろしいですか。  さきの代表質問で、農林産物における甲府ブランドについて質問したら、本当に明快な、ありがたい御答弁をいただきまして、まことにありがとうございます。そうやって答弁の中にもありましたが、本市は農業振興計画を策定して、それでこれからは推進していくんだということです。  ですから、細かいことはもう言いませんが、そうやって、今の地域の果樹、また野菜についても、何しろ力を入れてもらわないと、農家の方は、確かに生活はしているんですよ。自分の生活はしているけれども、自分のつくったものを出荷して、誇りを持ってこれからということで、毎日毎日、生きていくんですよ。普通だったら自分のもうけだけということですが、農家の皆さんはそうじゃなくて、そうやって、励みになって、いいものを出荷すれば買ってくれるよ、そういうことで、野菜でも果樹でも先ほどの養豚でもそうです、いいものをつくれば買ってくれるよ、そうすれば皆さんに食べてもらえると、それが本当に原点です。  ただ、勘違いもあって、農家の皆さんがって簡単に言うかもしれないけれども、それをやっていくことが、今度は甲府市の、特に先ほどの観光にもつながるし、本当に一日一日、畑にも来てもらったりすれば、本当に夢のある甲府市になると思います。  そんな意味で、農業振興計画を策定しましたから、予算が毎年ほとんど大体横ばいですが、ぜひ頑張っていただいて、来年の3月にはぜひ今までの予算の額が1桁でなくてもいいから、そんなことで予算要求をしていただければありがたいと思いますが、ぜひそのように要望しますのでお願いしたいと思います。 173: ◯長沢委員長 志村産業部長。 174: ◯志村産業部長 産業部は、農業、林業、商工、観光と多岐にわたっているわけでございますけれども、どの部門も、私どもといたしましては、伸ばしていきたいと。産業部全体の予算が下がってしまう。甲府市全体の予算もあるんでしょうけれども、やっぱり甲府市の活性化といいますと、産業部が頑張っていかなければいけないなというふうに思っております。その中で、私どもも全体の枠を見ながら甲府市の財政をもちろん考えながらでございますけれども、産業部の予算をできるだけ確保していきたいと思っておりますし、その中でも、先ほど池谷委員おっしゃられる農林業、農産物部門にかかわる予算につきましても、十分な予算が確保できるよう頑張っていきたいと思っております。  以上でございます。 175: ◯長沢委員長 池谷委員。 176: ◯池谷委員 ここで議論するわけじゃなくて、今がちょうどいい機会ですからお願いしました。私ども議員と一緒になって、そんなことを私は年に何回かやることが必要だと思います、こういう委員会じゃなくてね。そんなことで、またそういう機会をつくっていただければありがたいと思います。よろしくお願いします。  以上で終わります。 177: ◯長沢委員長 ここで委員の皆さんにお諮りいたします。  ただいま午前11時55分でありますが、ここで休憩したいと思いますが、いかがでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 178: ◯長沢委員長 御異議がありませんので、暫時休憩をいたします。再開は午後1時といたしますので、よろしくお願いいたします。                午前11時55分 休 憩    ──────────────────・──────────────────                午後 零時58分 再開議 179: ◯長沢委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。  産業部の所管事項の調査を続行いたします。  先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  藤原委員。 180: ◯藤原委員 お願いします。初めに、先端設備等導入計画の件についてお願いしたいと思います。  6月から施行されたその法律で、本市のほうも生産性の向上ということで先端設備等の導入計画の認定等を行っているということをお伺いしたんですけれども、どういうものがあって、どういうふうな先端技術が甲府市のほうで認定されている、また計画になっているかというのを教えていただきたいと思います。 181: ◯長沢委員長 依田商工課長。 182: ◯依田商工課長 先端設備等導入計画についてでございますが、こちらにつきましては、平成30年6月に法律施行になりまして、その導入促進計画というのを甲府市で国の同意を得ながら策定したわけですけれども、その内容につきましては、まず大企業と中小企業との格差というのが出ているということや、あとは人材不足であったりとか、中小企業が抱える問題はいろいろあります。それをどういったことで克服していくかということを考えますと、労働生産性を上げるということ、そういうことになります。それを新たな設備を導入することで生産性を上げていこうというのが、この特別措置法の趣旨でございます。  それに基づきまして、本市でも先端設備導入計画を6月に策定をいたしまして、目標は20件ということでしたが、19件が平成30年の認定を受けております。ことしにつきましては12件認定を受けております。  これも内容的には、製造業だったり、いろんな業種がございます。例えば印刷業であったりとか、ことしについては食品関係だったりとか、いろんな部分で、これがというのはなかなかいいがたいものがあるんですけれども、いずれ、例えば精密機械であれば旋盤とか、何かそういうようなものとか、工務店だったりとか、いろいろ新たな設備というのを導入するときにこれが使えるというものでございます。  これにつきましては認定支援機関というのが設けられておりまして、そちらで内容を確認いたします。その認定機関というのは、例えば金融機関であったりとか、甲府商工会議所であったりとか、公益社団法人やまなし産業支援機構がそれに該当するんですけれども、そちらで認定を受けて、その後、本市のほうに届けを提出していただいて、こちらのほうで3年間の償却資産等の課税を免除するという流れのものでございます。
     ですので、内容としては、製造業であったり、いろんな業種がございますので、一概にそこは何とも言えないところでございます。  以上です。 183: ◯長沢委員長 藤原委員。 184: ◯藤原委員 実際に産業部で、いろいろな業種の方々から、その認定をいただいた方というのは、全部、産業部で見て、基本的には支援機関がオーケーを出していれば、もう甲府市のほうも大体オーケーだよという形で許可を出してしまっている感じでいいんでしょうか。 185: ◯長沢委員長 依田商工課長。 186: ◯依田商工課長 認定支援機関につきましては、例えば甲府商工会議所は国の認定機関の申請というのをしておりますので、それだけのノウハウといいますか、力といいますか、そういうものをお持ちでありますので、そういうところから出てくるものについては、本市のほうで、その認定支援機関という、その流れを乱すといいますか、そういうこともありませんので、一応認定していくということでございます。  以上です。 187: ◯長沢委員長 藤原委員。 188: ◯藤原委員 この先端技術というのを最終的に本市がどこでどういうふうに見分けるのかなというのが課題なのかなと思っていたんですけれども、こういう機関があってやっているということで、甲府市のほうがそれに付随して最終的な決定を出しているということを確認できたので、これは以上とします。  もう1つ、まちなか不動産バンクについてお願いしたいと思います。  まちなか不動産バンクの今の利用状況であったり、取り組みであったりをもう一度お聞かせいただきたいのと、しっかり機能しているかなというところについて御回答いただければと思うんですけれども、お願いします。 189: ◯長沢委員長 依田商工課長。 190: ◯依田商工課長 まちなか不動産バンクにつきましては、昨年度までは地域振興課のほうで担当しておりまして、今年度から商工課が担当しております。平成26年度に、この制度が立ち上がりまして、それからこれまでに11件の登録でございます。ですので、何とかこれまでも、その答弁をさせていただいたんですけれども、なかなか進んでいないということは事実でございます。11件のうち7件が成約をしているということで、ここ2年ほど、特に動きはございません。  以上でございます。 191: ◯長沢委員長 藤原委員。 192: ◯藤原委員 まちなか不動産バンクのサイトとかを見ると、少ないのかなというふうに思う部分も多少あったり、これ、会派の控え室の都合でちょっと見れなかったりしたので、そのサイトが、もう少しうまく利活用できればいいなと思いますし、やっぱり物件が少ないというのが結構ネックなのかなと思いますので、積極的に、ここは特に中心市街地ですから、していただいて、利用がふえればいいかなと思っているところなので、ぜひよろしくお願いしたいと思いますが、今後どういうふうに積極的に活用していくのかというのを御答弁いただけるとありがたいです。 193: ◯長沢委員長 依田商工課長。 194: ◯依田商工課長 昨年度までの話になってしまうんですが、平成29年当時、まちなか不動産バンクの動きがなかなか悪いということで、私も直接、公益社団法人山梨県宅地建物取引協会のほうにお伺いして、どういう状況でそうなっているかということを確認いたしました。その中で出てきたのは、そのときの事務局長さんとの話だったんですが、物件自体が少ないんじゃないかと、その適応するものが少ないんじゃないかということはおっしゃっておりました。  ただ、私が感じているところですと、やはり空き家バンク全体もそうかもしれませんが、特にインセンティブが少ないというのがネックかなと。例えば他都市のことを見ますと、例えば、中をきれいにする場合には塵芥手数料を免除したりとか、補助したりとか、そういう制度もあったりするので、そういう点でのインセンティブというのがなかなかできていないのかなというのは印象としてはあります。  ただ、それについても、11件という中で7件の成約があるということで、動いてはおりますので、あながち悪いことではないと思っております。なので、今後につきましては、来年度予算に向けて、今、まちなか不動産バンクもどうしていくかとか、今度は空き家対策課も平成29年度からできておりますので、そことの兼ね合いとか、そういうことも考えながら、また空き店舗ですので、LLCまちづくり甲府との兼ね合いとか、そういうことも勘案する中で考えていきたいと思っております。  以上です。 195: ◯長沢委員長 藤原委員。 196: ◯藤原委員 本当に成約率から言えば、11件中7件が成約するなんていうのは、結構、不動産業者としてはいいなというふうに思いますので、ぜひ、今、問題点も依田商工課長から挙げていただいたと思いますので、運用できて、積極的に活用できるようにしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 197: ◯長沢委員長 ほかございますか。  荻原委員。 198: ◯荻原委員 それでは、先ほど昇仙峡リバイバルプランのお話をいただいて、その中で話をしようかと思ったんですけれども、ちょっと昇仙峡リバイバル会議と違うことも出てくるので、ここで改めて聞いていきたいと思います。特にこれを見ると、スケジュール的には、来年、あと2回ぐらいですか、やっても。3月までにはまとまってしまうということなので、3月の常任委員会ではもう遅いので、今、ここで確認と提案も少しさせていただきたいと思っています。  先ほど、私、二次交通にこだわったんですけれども、やっぱり交通の問題というのも1つは避けて通れない。先ほど堀委員がおっしゃいましたけれども、物すごい渋滞になるんです、シーズンによって。閑散としている時期はもちろん駐車場も余裕があっていいわけですけれども、秋の行楽シーズンだと、縦列駐車というんですか、道路へ上から下までずっと縦列で駐車されるから、自動車もなかなか通れないし、バスなんかは本当にいつも通るのに苦慮していて、ある意味で、周りの住民の方にとっては生活問題にもなるようなところがあるのかなというふうに思っています。  恐らく昔は観光バスでわーっと来られたから、大勢の人が少ない車両でよかったんでしょうけれども、だんだん個人旅行にシフトしてきていると、御案内のとおり。ますます、多分、自家用車ということはふえてくると思うので、やっぱり、現状を改善していく必要が私はあると思っているんですね。  昇仙峡で聞くのでここで聞くんですけれども、もしかしたらそれはまちづくり部にかかわることであれば、ちょうど順番が、この後、まちづくり部ですから、そっちへ質問を振りますので、お答えになれる範囲で、その交通の問題で何かこれから取り組んでいかれるような点、特にこの昇仙峡リバイバルプランで生かしていきたいような点があれば教えていただきたいというふうに思うんですが。 199: ◯長沢委員長 有賀観光商工室長。 200: ◯有賀観光商工室長 私もトップシーズンのときに家族で昇仙峡に行ったんですけれども、滝上のところは渋滞をしていて、3車線状態になっちゃっているような状態も確認しています。またその中でも、介護の車もその中に入ってしまって、上に上れない、そんな状況も見ておりますけれども、何が原因かと考えましたところ、駐車場がどこにあるかというのは皆さんがよくわかっていらっしゃらないというところがあると思います。市営の駐車場に入るので渋滞しちゃって、滝上の通りのほうの駐車場はまだあいているところもございますので、そういう、まだ駐車場の案内が足りないようなことは感じておりますので、昇仙峡リバイバル会議の中でそのようなことも検討してまいりたいと考えております。  あと、堀委員のおっしゃいました相川地区のあたりであるとか、そこら辺の問題につきましては、私どもでは検討するのが難しいのかなというふうに考えております。  以上でございます。 201: ◯長沢委員長 荻原委員。 202: ◯荻原委員 案内を効率よくやって、駐車場をうまく使ってもらうというのはそのとおりだと思いますけれども、私の、あのとき、計算というか、見た範囲では、多分、全部駐車場を使っても、あの縦列駐車はとてもなくならないだろうと。しかもこれから観光客の数をリバイバルですから、今、40万人のお客様を、例えば昔に帰って55万人、60万人、もっと私は、欲言うと、思っているんですけれども、そうなったときに、何かやっぱり、さっきも言ったように抜本的に知恵を絞って、ここでやってもらいたいなと思っているんです。  これ、ちょっと提案しておきますので検討いただきたいのが、こういうときにはパーク・アンド・ライド、ちょっとスペースがとれるところにきちんとした大き目の駐車場を整備して、そこからは乗り物に乗って観光客の皆さんに周遊を楽しんでもらうと。  具体的には、例えば一番取っつきというか、下のほうの駐車場、あれ、市営の天神森駐車場の辺ですか、あの辺まで下りてきてもいいと思うんですけれども、どこか、あの下のほうに用地を確保して、そこからは、実はこの間まで自動運転というお話もあったんですけれども、それはもうないとして、私がそれにかわるものと思ったのが、グリーンスローモビリティ、今、実証実験もやって、京都府なんかでは実際に走行していると。  例えば昇仙峡は環境保全をしなければいけませんから、グリーンスローモビリティで、あれは電気であるとか、水素であるとか、クリーンなエネルギーの小さな車体ですね、五、六人から十二、三人でいいと思うんですけれども、小型の車両で、環境にも優しくて、そしてそこから、それを使って、下の駐車場からずっと上のほうまで周遊してもらうと。あれ、窓がなかったり天井がなかったりするから、観光客の皆さん、あれ、乗り物としても楽しめるんだろうなと。  何かそういう工夫をしてもらって、観光にプラスになる面と渋滞解消、こういったことを検討してもらいたいんだけれども、いかがでしょうか。 203: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 204: ◯渡辺観光課長 今、御指摘のありました、昔の昇仙峡と言えば、長潭橋の天神森のところに皆さんが集まってきて、そこから馬車で滝上に行くというような、そういう流れがございました。ただ、グリーンラインができてから、直接、滝上に行く方がふえてしまいまして、その駐車場の問題が出てきたということは十分承知しております。  トップシーズンになりますと、実は天神森のほうもかなり駐車場がいっぱいになります。私も、この間、通りましたけれども、数台程度しかあいていないという状況が起こっております。ただ、荻原委員御指摘のとおり、どこか、あの場所、やはりああいう昇仙峡の渓谷地ですので、広い場所を確保する、あの場所に広い駐車場を確保していくというのはなかなか難しいこともあろうかと思いますが、あの近くの場所で適当な場所があるとか、そういうことがあれば、そういうもの、御指摘のパーク・アンド・ライドですとか、それからグリーンスローモビリティなんかを検討していくということは1つの方法としていいことかなと思いますので、少し私どもも勉強させていただきたいなというふうに思っております。 205: ◯長沢委員長 荻原委員。 206: ◯荻原委員 新聞で読むと、馬車がそのうち復活するような話も聞いているんですけれども、それで解決できるかどうかもわかりませんし、ぜひ前向きな検討をお願いしておきたいと思います。  それから、ソフト面で、先ほどもどなたかの委員の方がおっしゃっていましたけれども、スポーツとの関連なんていう話が出ましたね。これ、湯村温泉旅館協同組合が主催になっているんですけれども、国際シニアサッカー大会ですか、あれ、150人ぐらい外国の方が選手として見えて、湯村温泉に泊まって、ほぼ全員の方が、次の日、昇仙峡に行くと。だから、何かそういうイベントや催しなど、市内でなくてもいいんですけれども、ほかの観光地とうまく周遊をつくっていくような格好で、仕組みをとにかくつくっていくことが一番ソフト面で大事だなというふうに私は思っているんですけれども、例えば今の国際シニア大会なんかと絡めて、うまい誘客なんかを考えていくのが一番いいような気もするんですけれども、何かお考えがあればお願いしたいんですけれども。 207: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 208: ◯渡辺観光課長 先般、11月の9日、10日だったと思うんですが、湯村温泉旅館協同組合が主催する国際シニアフレンドリーのサッカー大会があって、実は去年もやっていまして、ことしが2回目ということで、そういうスポーツのことで、その方たちが、マレーシアですとか、オーストラリア連邦とか、そういうところから来てサッカー大会をやったと。また県外からも、長野県とか、たしか静岡県だったと思うんですが、からのチームも来て、サッカー大会をやっているという中で、昇仙峡に行かれた方もいらっしゃるというのは聞いております。  ただ、昇仙峡ということで言えば、5月の連休のときには、昇仙峡の仙娥滝なんかをライトアップをしておりまして、また秋の紅葉シーズンについても、夜、ライトアップをしていると。そういうところへ、湯村温泉に泊まった方が夜観光に行かれているというような、そういうつながりもできてきていますので、これは私どもがということより、昇仙峡観光協会と湯村温泉旅館協同組合とが、民間さんでお話し合いをする中で、そういうのを実施していこうということで実現しているものですので、そういうものについてPRしていくとか、何らかの形で後押しできるような形、そんなことができれば協力をしていきたい、そんなふうに考えております。  以上です。 209: ◯長沢委員長 荻原委員。 210: ◯荻原委員 ぜひそういう仕組みづくりをしっかりやっていくことがこれから大事だと思いますから、何とぞよろしくお願いしたいと思います。  産業部で2点目ですけれども、甲府市観光振興基本計画です。  この間の本会議で池谷議員がそれを取り上げました。そのときに市長の答弁で、今回出てくる、この昇仙峡リバイバルプランと日本遺産のことも含めて、来年度つくって令和3年度からというような、そんな答弁だったと思いますけれども、ちょっと確認なんですけれども、それでよろしいですか。 211: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 212: ◯渡辺観光課長 甲府市観光振興基本計画でございますが、今の第2次甲府市観光振興基本計画につきましては、平成27年3月に策定をしておりまして、平成28年度から今年度までの計画期間とする計画でございます。本来なら来年度、令和2年度をスタートとする次期の観光振興基本計画を策定すべきではありますが、今年度になりまして、荻原委員御指摘のとおり、昇仙峡の再活性化に向けた昇仙峡リバイバルプランを策定する、また、今年度が申請の最終年度になります日本遺産へ向けた取り組み、こういうものについて、今、取り組みをしているところでございます。  この2つの取り組みにつきましては、特に甲府市観光振興基本計画を策定する上で、やはりとても重要な要素、これが認定される、されない、また昇仙峡がどういうふうになっていく、この部分についてはとても重要な要素になりますので、本来であれば令和2年度スタートの計画を策定するべきですが、第2次甲府市観光振興基本計画の期間を1年だけ延長させていただきまして、それらの認定状況、それから東京オリンピック・パラリンピック競技大会もございますので、そういったものの状況を勘案する中で、令和3年度にスタートする計画を策定していきたい、こんなふうに、今、考えているところでございます。  以上です。 213: ◯長沢委員長 荻原委員。 214: ◯荻原委員 私も実は本会議場でそれを聞いて、これがたしか今年度までですね。慌てて読み返してみたら、1年間空白になってしまうと。特に来年は東京オリンピック・パラリンピック競技大会があったり、インバウンドなんかでも大事な年だから、どうなってしまうのかなと、ちょっと心配になって今聞いたんですけれども。とすれば、今のこれを延長して、これに基本的にのっとってやっていくという格好ですかね。ただ、来年は例えばいろいろ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会や特殊な書き入れ時でもあるから、でも本当は来年こうしますというのも実は欲しいところですしね。  この計画、私、よくできているなと思ったのが、目標がかなりしっかり出ているんですよ。令和元年度までに、何度も言うけれども、消費額だけはないけれども、お客さんの数とか、全部ピックアップされていて、こういうものも、どういうふうに延長していくのかとか、これはこれでほぼ達成ができて延長なのかとか、そんなところもお聞きしたいんですけれども、来年のことも。 215: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 216: ◯渡辺観光課長 第2次甲府市観光振興基本計画につきましては、5つの基本方針というのを定めてございます。その中には、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた地域資源の発掘と受け皿づくり、これについては重点方針というふうな位置づけでやっております。  今、荻原委員御指摘のように、来年度、東京オリンピック・パラリンピック競技大会がある中で、計画をちゃんとしていかなきゃいけないんじゃないかという御指摘だろうと思いますが、この第2次甲府市観光振興基本計画の中の基本方針の中にオリンピックは位置づけられてございますので、本来ならもっと新しいものをつくるべきという御意見は十分承知しているんですが、やはり日本遺産の関係、昇仙峡リバイバルプランの関係が出てきましたので、ここにつきましては、第2次甲府市観光振興基本計画に掲げる5つの基本方針、12の施策、61の関連事業、これについて継続していく中で、令和2年度の目標値についてだけは新たな目標値、観光入り込み客数については、もう目標を達成している部分もございますので、目標値だけを新たに設定する中で、1年間延長して、基本的にはこの第2次甲府市観光振興基本計画をもとに来年度1年間は事業展開をしてまいりたい、こんなふうに考えております。  以上でございます。 217: ◯長沢委員長 荻原委員。 218: ◯荻原委員 今の渡辺観光課長の話を聞いて大分安心しましたので、ぜひ引き続きやってもらいたいんですけれども、目標数値がもうこれで達成された部分もあると。大変、これ、よく頑張っていただいたなというふうに思います。来年、おっしゃるように、いろいろ、東京オリンピック・パラリンピック競技大会だとか、好機ですから、ぜひ頑張って取り組みをお願いしたいと思っています。逆に言うと、次期計画をつくるのにまだ時間が十分あるので、ぜひいいものをつくっていただきたいと。  これ、3回目で恐縮ですけれども、やっぱり消費額というのは大事だと。先ほどどなたかがおっしゃったけれども、外国人の方は、いろんな、国によって、目標とする観光の目的が違っていたりとか、あるいは富裕層というと桁外れの方もいて、望月副委員長おっしゃったように、あれ、菅官房長官が50カ所ですか、富裕層向けの、何かそういうものがこの圏域にできれば。まあ、これは民間がやることで、あれですけれども、そういうようなターゲットもやっぱり考えながら、次期の、もし数値で消費額というのはどうも出ないと。私もいろいろ検討したら、甲府市だけに来てそのまま帰ってくれるお客さんがいれば簡単に出せるけれども、甲府へ来た人がいろんなところを、もちろん県内を回るからなかなか捕捉ができないから無理だということもどこかで伺ったこともあるので、それは無理だとしても、視点としては、できれば消費額を上げるような何かそこを、山梨県は明らかにそっちへシフトして公表していますから、そういうスタンスで次期計画についてはやっていってもらいたいと思っています。  余りお金のことを言って申しわけないんだけれども、そうは言っても、我々も市民の方から税金をいただいて、税金でやる事業ですから、当然、域内の波及効果というのは、これは考えなきゃいけないことだろうと、そんなふうにも思っています。  ちょっと長くしゃべり過ぎましたけれども、それもこれも踏まえて、次期の計画について、何か、今あるような基本方針、そんなものがあればちょっとだけお示しいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 219: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 220: ◯渡辺観光課長 荻原委員御指摘のとおり、観光消費額、私も去年からそのような御指摘を受けていることは記憶にございます。ただやはり甲府市単独でというのは難しい部分もございますので、ただ観光につきましては、直接的に、バス事業者さん、宿泊事業者さんだけでなくて、お土産屋さん、それをつくっている方、もしくは旅館に食材を納める農家さん、裾野の広い業種というか、産業でございます。そういう中で、皆さんが潤っていくには、やはり入り込み客数、宿泊数が増加するということが地域の活性化につながるものでございますので、少子化が進む中において、交流人口をふやしていくということが地域の経済を支える中で非常に重要だと思っております。  そういう中で、私どもには昇仙峡も含めて武田神社、信玄ミュージアムも新しくできましたし、それから甲斐善光寺さん、そういったものもございますし、湯村温泉もあります。そういったものを豊富な観光資源を活用する中で、中部横断自動車道の開通ですとか、ちょっと次期の計画期間よりは先になりますが、リニア中央新幹線の開通等もございますので、そういうものもいろいろ見据える中で、計画をつくっていく際には策定の検討委員会なんかも立ち上げますので、そういうところの委員の皆様、それから市民の皆様、当然、観光に携わっている皆様にいろいろ御意見を聞く中で、地域が潤う、甲府がにぎわっている、そのようなことができるような計画にしていきたいと、こんなふうに考えております。  以上でございます。 221: ◯長沢委員長 荻原委員。 222: ◯荻原委員 時間もたっぷりあることですから、どうかいい計画をお願いしたいと思います。日本遺産の登録と同じように期待していますので、よろしくお願いします。  以上です。 223: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  望月委員。 224: ◯望月委員 観光課はそのままで、何点かお伺いをしていきたいと思います。  最初は、観光で甲府へ旅行に来たり、あるいは通学・通勤などで甲府駅を御利用する方々が多くいると思うんですけれども、大変大事になってくるのが、どこへ行っても観光やそういった拠点に関してはトイレがあるというふうに思いますし、今回昇仙峡のお話も出ておりましたので、昇仙峡のトイレも老朽化しているので、きれいにしていくなんていう話もお伺いしております。  この前、何人かからお話を聞きまして、甲府駅の南口がきれいになって、非常に見晴らしもよくなったなんていうことを聞くんですけれども、トイレが余りきれいではないということのお話をいただきました。市民の方から、またそれを言われるのは、もちろん大事なことであるんですけれども、観光客の方もそういうふうに言われているなんていうことをちょこっと耳にしたもんですから、最初に、トイレの管理についてどのように指導して行っているかをお伺いしたいと思います。 225: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 226: ◯渡辺観光課長 甲府駅南口の整備に伴ってトイレがそこにできております。あのトイレについては山梨県で設置したものでございますが、管理につきましては私ども観光課がしております。トイレの清掃につきましては、年間365日午前・午後1回ずつ清掃を行っている、こんなような状況でございます。 227: ◯長沢委員長 望月委員。 228: ◯望月委員 これは委託をして、業者さんというか、どこかの機関がしているということですか。 229: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 230: ◯渡辺観光課長 御指摘のとおり、委託で清掃をしております。  以上です。 231: ◯長沢委員長 望月委員。 232: ◯望月委員 その機関、委託している機関と定期的に意見交換とか、そういったものをしたりとか、今の状況とか、こういう声があったよとか、そういう交換ができる場みたいなものはあるんでしょうか。 233: ◯長沢委員長 渡辺観光課長。 234: ◯渡辺観光課長 毎月の委託の業務が終わりますと、委託の業者さんが来るんですが、そこでいろいろお話を聞いたりするというようなことはありますので、例えば、今、そういうような御指摘があれば、そういうことをお話しする、もしくは直接お話しするということは可能でございます。  以上です。 235: ◯長沢委員長 望月委員。 236: ◯望月委員 あとは要望にしますけれども、甲府駅へおりて一番目の前にあるのが広場で、移動する際に、バスとかタクシーとかの前にトイレを使われる方もいると思いますし、通勤・通学で、バスとか個々で移動される方もトイレを使われる方はたくさんいらっしゃると思いますので、僕の考える中で、甲府駅のトイレが一番、多分、市内の中でも使われるんじゃないかななんていうふうには、公共施設の中で使われるんじゃないかななんていうふうに思いますので、せっかくきれいにして、こういう話を聞くとちょっとがっかりしてしまいますので、皆さんにぜひ快適に使っていただけるようなトイレを心がけていただきたいというのと、あと観光で、この観光地に何で来たかというので山梨県でもアンケートをとっていたり、観光の入り込み客動向調査みたいのもあるんですけれども、その中で一番伝わるのは、口コミでその場所に来たなんていう、知人・友人にいいよと言われて来たという調査結果も上位に来ていますので、その中でトイレが汚かったなんていうことを言われたら、また次に行くとか、またさらに新しい友だちなんかに勧めることもできなくなってしまいますので、ぜひそういった部分、トイレ、重要な部分だと思いますので、ぜひ意見交換をしていただければと思います。  観光課は以上です。  次は商工課で、本年10月に行われました、タイ王国に市長がトップセールスに行かれたと思うんですけれども、それの経過というか、報告をいただければと思います。お願いします。 237: ◯長沢委員長 依田商工課長。 238: ◯依田商工課長 タイ王国のトップセールスと、あと商談会の件でございますが、10月9日から、まず甲府市を初めとする市職員、あとジェトロ山梨の所長さん初め職員、また山梨県水晶宝飾協同組合の松本一雄理事長さん初め業界の方、総勢11名で訪問いたしました。
     まず、このトップセールスについては、宝石のまち甲府ということをPRするということは当然。それに、タイ王国商務省とかと甲府市がタッグを組んで、今後の将来に向かって双方のジュエリーの業界が緊密な関係をつくっていく、関係性を深めていくということが大事だということで、そのまず橋渡し役というか、それになるということで、今回、トップセールスを企画させていただいたところであります。  こうした点で、市長にみずから出向いていただきまして、タイ王国商務省の、そのときはちょうど局長さんの日程が合わなくて会えなかったんですが、副局長さんとタイ王国滞在の日本人の大使館の公使、また業界の名誉会長の方、いろんな要人の方といろんなお約束をしていただきました。例えば交流を深めていくとか、協力体制をしていこうということについて、市長のほうからお約束をしていただいてきたところでございます。  とりわけタイ王国商務省が宝石関係についてはいろんなフェアもやっておりますので、そういう関係を築いていく上では、やはり覚書のような、そういうことができないかということを市長からも申し上げていただきまして、それを快諾いただいたところで、来春には覚書というか、そういう形ができると思っております。ですので、今回のトップセールスにつきましては非常に成功であったと思っています。  以上です。 239: ◯長沢委員長 望月委員。 240: ◯望月委員 市長がみずから、甲府の魅力と、特産と地場産業を引っ提げて海外に打って出られたということで、大変そこはありがたいことでありますし、これによって、また世界の中の甲府というものがアピールできたかなというふうに思います。  今後においても、覚書などでしっかり進めていくということで方針も確認ができました。これが発展していって、いろんな形にまたできればななんていうふうに思いますし、友好都市とか姉妹都市なんかもまた含めて、そういう市長でしかできないこと、行政でしかできないことというのが、バイヤーやそういう業者の方以外のことで、商売に絡めなくても行政でできることというのをしっかりまた見出していただいて、今回、そうはいっても、予算630万円使っての、国からの補助金もありますけれど、そういったものもかかっておりますので、しっかりまた今後につなげていただけるような施策を展開していただければというふうに思いますので、要望で終わります。ありがとうございました。  以上です。 241: ◯長沢委員長 それでは、以上で挙手された方の質問が終了いたしましたので、産業部の所管事項について調査を終了いたします。  産業部の方々にはお引き取りを願います。御苦労さまでした。  次に、まちづくり部にかかわる所管事項につきまして、先ほど挙手された委員は発言をお願いいたします。  末木委員。 242: ◯末木委員 甲府駅周辺土地区画整理事業についてお伺いいたします。よろしくお願いいたします。先ほど輿石委員のお話にもありましたが、私もここは地元ですので、知り合いの方も大変多く、そして何点かまとめて質問をさせていただきたいと思います。  6月の当委員会でもお聞きしましたが、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事について、現在の進捗状況と完成予定についてお伺いいたします。どうぞよろしくお願いします。 243: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 244: ◯志村区画整理課長 現在整備をしております古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事につきましては、JR東日本のほうに委託をしております。工事期間の延長時にお示ししたスケジュールのとおりに、現在、進捗をしております。来年の3月完了予定ということになっております。横沢ガードの整備完了に引き続き、本市発注による道路及びポンプ室築造の工事に着手をいたします。先ほど議案第116号、議案第117号で御審査をいただいたところでございます。お示しした期間延長の期限である令和3年3月までに、その道路工事も含めて工事を完了させる予定で進めております。  以上です。 245: ◯長沢委員長 末木委員。 246: ◯末木委員 現在のところ順調であるということをお聞きして、ひとまず安心いたしました。  この事業期間について、令和5年度までと伺っております。そして、先ほどの増額したという話、また整備期間が延長したという話、全体の計画のほかの変更はあるのでしょうか、お示しください。 247: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 248: ◯志村区画整理課長 甲府駅周辺土地区画整理事業の事業期間につきましては、都市計画道路の横沢通りと朝日町通り、こちらの整備期間をもとに、現在、令和5年度までと設定をしておりました。2つの路線を同時に整備するとしますと、大変、交通どめなど周辺に与える影響が著しく大きくなるため、まず横沢通りを完成させてから、引き続き朝日町通りのほうに着手すると、一応こういう設定の中で、令和5年度までという設定になっておりました。  しかしながら、ガードを含む整備工事につきましては3年間の期間延長をさせていただいたことにより、全体の事業期間についても見直しをしなければならないということが必要になってまいりました。昨年度から国や県と事業計画の変更について協議を重ねてまいりまして、本年10月に変更の協議が終了いたしました。事業期間の変更につきましては、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事が延長した3年間、それをそのまま事業全体につきましても3年間の延長をいたしまして、令和8年度までと、このように変更をしたところでございます。  また事業費のほうにつきましても、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事、こちらのほうで不測の事態、土質等の状況により事業費が増額した経過がございます。今回御審査いただきました本市が発注する工事につきましても、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事と同じ工法によって同じような構造物をつくる部分がございます。その内容を受けまして、古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事の本市の発注分につきましても事業費の見直しを行ったところでございます。  また、区画道路の築造費や移転・移設の補償費につきましても、平成21年度に事業費の算出をしているところです。算出時から年数が経過しているため、物価の上昇や消費税率の変更などがございましたので、その辺を考慮した見直しをしました結果、土地区画整理事業の総事業費につきましては、今まで369億円であったものが、399億円と増額の変更をさせていただいたところでございます。  以上です。 249: ◯長沢委員長 末木委員。 250: ◯末木委員 古府中環状浅原橋線横沢架道橋整備工事期間が随分延長になったということで、事業計画の変更も行ったということでよろしいということですね。ということは、令和8年度にこの事業は完了するということ、そしてその後に、朝日町通り線についての事業の延長というのはどうなるのでしょうか、お示しください。お願いいたします。 251: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 252: ◯志村区画整理課長 今回変更いたしました令和8年度までの延長の期間に朝日町通り線の整備も含んではおります。しかしながら、現在、朝日町通り線の整備につきましては、JR東日本のほうに、整備にかかわる期間、費用などを含めた工法の検討を依頼しております。その検討結果が明らかになり次第、また改めてお知らせをさせていただきたたいと思っております。  以上です。 253: ◯長沢委員長 末木委員。 254: ◯末木委員 では、朝日町通り線の整備については、今、検討中ということですね。しっかり準備していただいて、そして施工途中にまた延長ということがないようにしていただきたいと思います。特に、この周りの関係者の皆様とは、この周知とか、そういうことはされているのかどうか、それも含めてお示しください。 255: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 256: ◯志村区画整理課長 事業計画の変更につきましては、事業計画の変更に先立ちまして、区域内の地権者で整備しております地区協議会という組織がございまして、そちらのほうで、現在、協議中であるということを一度お知らせをさせていただきました。事業計画の変更後につきましては、区画整理課が発行する事務所だよりで、地区内の地権者全戸に配布、郵送等いたしまして周知を図ったところでございます。また、変更した事業計画書につきましては、長期縦覧の告示を行ったところでございます。 257: ◯長沢委員長 末木委員。 258: ◯末木委員 ぜひ地区の皆様にも丁寧に周知していただきたいと思います。  この事業はもう平成3年度から行われていて、とても長い事業になってしまった。そして、事業が長くなればなるほど周りの状況も変わってきます。そして見直しも必要であるかと思います。でも周辺の関係者の皆さんが一番大変ではないのかと私は思っております。1日も早い完成を皆さんが待ち望んでおりますので、ぜひより一層の努力をしていただきたいと思います。  次に、甲府共立病院の北側での施工について、今、道路工事をしておりますが、それについての概要をお示しください。お願いいたします。 259: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 260: ◯志村区画整理課長 甲府駅周辺土地区画整理事業の一環としまして、朝日町通りから横沢通りをつなぐ都市計画道路、甲府駅南通り線の整備を行っております。平成28年度から事業に着手いたしまして、今年度末に完成する予定で進めております。 261: ◯長沢委員長 末木委員。 262: ◯末木委員 私も地元の皆様からちょっとお聞きしているんですが、この道路に対して、周りの沿線の住民の方が、安全対策、とても強い要望を出されているということをお聞きしております。とても気になっております。その対応についてお伺いしたいと思いますが、よろしくお願いいたします。 263: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 264: ◯志村区画整理課長 御指摘のとおり、この道路の安全対策につきまして、周辺の住民の方から御要望をいただいているところでございます。この道路に限らず、道路を新設する際には、道路構造令を初めとした法令であったり、基準に即して道路を整備することとしております。安全対策にも十分留意しているものと思っております。今後も住民の方の要望等には耳を傾けながら、法令や基準等に照らし、必要性を見きわめた中で適切な対応をとらせていただきたいと考えております。  以上です。 265: ◯長沢委員長 末木委員。 266: ◯末木委員 ぜひ適切な対応をお願いしたいんです。  あと1つ、最近、豪雨が随分発生しておりますけれども、この道路は高さが随分高くなっているということを聞いております。雨水の排水なんか、すごく心配しておりますけれども、そのような考えは進めていただいているのでしょうか。 267: ◯長沢委員長 志村区画整理課長。 268: ◯志村区画整理課長 雨水の対策につきましては、まず道路内に降った雨が民地側に流出しないように、官民の境界には道路側溝を設置しております。地形的に雨水の集中が想定されるような箇所につきましては、グレーチングといいまして、網になったふたになりますけれども、それの枚数をふやすなど、道路新設をしたことが原因として沿線の民地のほうに道路内の雨水が流出しないような対策はしております。  以上です。 269: ◯長沢委員長 末木委員。 270: ◯末木委員 行政の行うことですから、先ほどの規則とか、条例とか、あるということは私もわかっております。100%ではないと思いますけれども、ぜひ地元住民の願いはある程度聞いていただきたいと思います。ぜひ丁寧に、適切に事業を進めていただきたいと思います。  これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございます。以上です。 271: ◯長沢委員長 ほかにございませんか。  輿石委員。 272: ◯輿石委員 私のほうはリニア中央新幹線の関係でちょっとお尋ねしたいと思いますけれども、一昨日ですか、新聞等で、ようやくリニア中央新幹線の駅位置が本決まりで大津町になったということで、まあ、よかったと思うんですけれども、そういう中で、最初に、甲府市が2名の職員を山梨県に、リニア中央新幹線の用地の取得という業務でついてもらっているんですけれども、現在の時点で大体どのぐらいの用地が甲府市分で確保されているのか、また全ての用地をどのぐらいまでに取得するのかという、その辺をお聞きします。 273: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 274: ◯櫻林リニア交通室長 リニア中央新幹線の用地取得の状況でございますが、山梨県のリニア用地事務所に2名職員を派遣しておりますけれども、派遣している2名については甲府市分を担当せずに、別のところを担当しております。ほかの方々が担当はしているんですけれども、リニア用地事務所のほうとお話しをさせていただく中では、ほとんどの地権者との接触は終わっていると、契約まで完了した方も一部はいらっしゃるというようなお話は聞いております。用地測量のほうも徐々にではあるんですが、地権者ですとか地元のリニア対策協議会の方々とか、そういった方々の協力を受ける中で、少しずつ進んでいる、おおむね順調であるというようなお話は伺っております。  用地の取得をいつまでにというようなところなんですけれども、2027年、ほぼ7年ということになりますが、リニア中央新幹線開業まで7年、その前の工事期間、試験走行期間、そういったものを踏まえていきますと、できるだけ早く用地のほうを取得したいというような、リニア用地事務所のほうからはそういった、できるだけ早い用地取得を目指していくというようなお話は聞いております。  以上です。 275: ◯長沢委員長 輿石委員。 276: ◯輿石委員 相手がいることですから、早く取得すればいいんだけれども、なかなか本当に難しい業務につかれて大変だと思います。  もう1つ、その用地の関係で聞きたいんですけれども、リニア中央新幹線もあるんですけれども、スマートインターチェンジも併設するんですけれども、そちらのほうにも、甲府市もやっぱり絡んでいるんでしょうか。 277: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 278: ◯櫻林リニア交通室長 あくまで本市が携わっているのは、リニア中央新幹線の用地と、リニア新駅とか軌道の部分というようなところで用地取得の業務に携わっております。  以上です。 279: ◯長沢委員長 輿石委員。 280: ◯輿石委員 わかりました。用地の部分については、また本当に頑張っていただきたいと思います。よろしくお願いします。  次に、リニア中央新幹線の駅舎なんですけれども、もうそろそろいろんなリニア駅の青写真が出てくると思うんですけれども、既にJR東海、つくっているのかどうかわかりませんけれども、そういった駅の構造的にわかっているのは、20メートルぐらいのところにホームがあって、下はずっとあいていると。大体幅が50メートルの、長さが、まあ、細長いからあれですけれども、1キロメートルぐらいあるんですね。ですから、すごい大空間が下にあいているわけですね。そこの空間を使って、この間の新聞に載っていたけれども、山梨県のほうは、下にバスを走らせるなんて言っていますけれども、そのバスを走らせても、その上がかなりまだあいていると思うんですけれども、その中に商業施設とか、また地区的には、私、防災というか、避難場所みたいなものも設けてもらいたいと思っているんですけれども、そういったことを、甲府市では、ホーム下の大空間というのを、その利用を何か考えているのかどうか、その辺をお聞きしたいんですけれども。 281: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 282: ◯櫻林リニア交通室長 リニア中央新幹線の高架下、おおよそ20メートルぐらいの高さをリニア中央新幹線が走ることになっていますので、下のほうにはかなりのスペースがあるのかなというふうに思います。ただ、高架下の構造、そういった支える構造ですとか、そういった中でも制限は出てくるのではないかなというふうにも思いますし、当然、JR東海の持ちものになりますので、JR東海との協議も必要になってくるかと思います。  今、今年度中を目途に、山梨県のほうでリニアやまなしビジョンというものの策定を進めております。核となるリニア駅周辺がどんなものができるのか、そういったものも見きわめていかなければいけないのかなということもありますので、そういった山梨県の動きなどを注視していきたいなというふうには思います。  以上です。 283: ◯長沢委員長 輿石委員。 284: ◯輿石委員 リニア新駅前のいろんな広場とか、あれは山梨県のほうでいろいろ計画しているみたいなんですけれども、やはりそういったものもそうですけれども、その下の大空間がせっかくあるんですから、そこを何とか利用して、商業施設、また我々地区的には、さっき言ったように防災施設なんかをつくっていただきたいと思いますから、ぜひその辺のところも、早くリニア駅の土地を手に入れていただいて、そういった要望ができるような形にしていっていただきたいと思います。  次に、道路関係なんですけれども、リニア新駅ができてやはり一番心配しているのは、地区もそうですけれども、市民の方が駅に、いまだにアイメッセ山梨まで行けないという人がいっぱいいるので、その辺のところで、とにかく交通事情が今の時点では悪いということであります。地区的に言えば、万才橋と二川橋は、朝夕には物すごいラッシュ。考えてみれば、南部工業団地に大体2,000名、国母工業団地に大体1万人ぐらいの方が勤めている。そういった関連もありますから、渋滞するのは当然のことだと思いますけれども、いずれリニア新駅ができてからは、もっといろんな部分で渋滞してくると思いますから、そこのところで、今後どういうふうな形で道路を整備していかれるのか。  今の状況で、まずリニア新駅から甲府駅まで行くのに、横内前山梨県知事のときは、荒川の右岸を使ってバスを走らせるなんて言っていたけれども、それはちょっと無理があって、今の時点だと、大体平和通りを使って遠光寺の交差点をちょっと改良してバス路線をつくるという、そのくらいらしいんですけれども、そこのところは、甲府市のほうでもう1回リニア新駅と甲府駅のそういった交通のほうをどういうふうに考えているのかが1点ということと、あともう1つは、大津南北2号線がありますよね。メーン通りになる大津南北2号線があるんですけれども、それが北側に行くと、もう行きどまりになって、今は、ちょっと工事をやって、そこの小さい道路にはつながるんですけれども、やはりあれを国道20号線甲府バイパスまでつなげるような考え方も私はしていただきたいと思います。  それが2点目ですけれども、もう1つが、これは長年、宮島前甲府市長のときから言っているんですけれども、大津南北2号線から国道358号に抜ける道、通称・大里橋と言っているその橋を1本かけていただいて、その道も山梨県にも要望しているけれども、山梨県とすれば、あれは市道だから甲府市のほうで考えてくれとか何か言っていたけれども、その3つ、最低その3つぐらいの道路についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。 285: ◯長沢委員長 齊藤都市計画課長。 286: ◯齊藤都市計画課長 リニア新駅へのアクセス道路、そしてその周辺道路の整備、大里橋のお話についてお答えをさせていただきます。  リニア新駅から甲府駅までのアクセス道路につきましては、平成29年3月に作成されております山梨県バス交通ネットワーク再生計画、これによりまして、速達性、利便性、定時性、こういったものの観点から、国道358号がすぐれているというふうにしております。そして、その中で交通渋滞対策につきましては、このルートにおきまして、交差点改良やバス専用レーンの交通基盤の整備などを視野に入れていくこととしております。  また、リニア新駅周辺道路につきましては、仮称・甲府中央スマートインターチェンジの整備を含め、山梨県が今後策定を予定されていますリニアやまなしビジョン、こういった内容を踏まえ、山梨県とも協議をしてまいりたいというふうに考えております。大里橋につきましても、そういったところの中で、山梨県とも協議をしていく中でというふうに考えております。  以上です。 287: ◯長沢委員長 輿石委員。 288: ◯輿石委員 地元からもいろいろ要望が出ていて、また藤原委員からもいろいろ話は出ているんですけれども、この道路を、また我々地元の人間ばかりじゃなくて、できてからじゃなくて、今言ったように大津南北2号線から国道20号線甲府バイパスまでつなげる、それもやっぱり考えてもらって、まだあと7年あるんだけれども、別に開業までに間に合わせる必要はないと私は思うんですね。ですから、あと20年ぐらいのスパンで考えていただいて、そこのところを、ぜひすっきりリニア駅まで行けるような道を考えていただきたいと思います。  これは要望で終わらせてもらいます。  あともう1つ、市営住宅なんですけれども、市内にも幾つかあって、本当に老朽化が進んでいて、これもまちづくり部で頭が痛いものだと思います。唯一、北新団地は建てかえをして、すごく人気があるみたいなんですけれども、あのような形に、市内にいっぱいある市営住宅は何棟あるかということと、あと入居率はどのぐらいということと、あと耐震になっていない住宅が幾つあるか、その辺のところをちょっと教えてもらいたいんですけれども。 289: ◯長沢委員長 板山住宅課長。 290: ◯板山住宅課長 現在、市営住宅ですけれども、市内に全部で21団地、104棟ございます。入居率のほうは、全部で2,298戸あるんですが、12月1日現在の入居世帯は1,776戸になります。入居率のほうは約77.3%になります。  耐震化のほうですけれども、市営住宅の耐震化につきましては、平成12年度から順次耐震診断を行っておりまして対応しております。その結果、現在、用途廃止対象となっている住宅を除いて、全て耐震性があるという判定結果になっております。  以上です。 291: ◯長沢委員長 輿石委員。 292: ◯輿石委員 ひと昔前というか、私が甲府市議会議員にならせてもらった17年ぐらい前は、みんな入居したくて結構並んでいたのに、今、約77.3%というのは、結構厳しいというか、あいているところも多いということですよね。安くても、今、いろいろニーズに合っていないということなんですけれども、北新団地のほうを、今、建てかえをしていると思いますけれども、そのほかに建てかえのそういった計画というのはあるんでしょうか。 293: ◯長沢委員長 板山住宅課長。 294: ◯板山住宅課長 市営住宅につきましては、計画的な維持管理を図っていくことが非常に重要であることから、本市では、平成24年3月に甲府市市営住宅等長寿命化計画というのを策定しております。今年度、北新団地の建てかえが完了しますけれども、これが完了した後は、今年度見直しを行っておりますこの計画に基づきまして、市営住宅のほうを計画的に改修・改善を行いまして、市民の皆様には良好な住宅を提供してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 295: ◯長沢委員長 輿石委員。 296: ◯輿石委員 やっぱり少子化で、少なくなってきているので、今あるところに建てかえるというんじゃなくて、ある程度まとめて、例えば大里地区で言えば城南団地と大里住宅がすぐ近くにあるんですね。ですから、それをどっちかにまとめて、ある程度高層で5階まで歩いていくなんていうのは今の時代にはそぐわないので、10階建てぐらいにぼんとしてもらって、やっぱりエレベーターつきのそういったものにしていただきたいと思いますし、あと建てかえの順番、まあ、やっぱり古い。これ見たら、上町住宅が昭和39年なんですね。そういった古いところからやっていくのかどうか。今言った建てかえの計画でも、決まっているのかどうかわかりませんけれども、今言ったように、ある程度集約して、近いものは1つにしたりとか、そういったこともやっていかれるかどうか、そこのところも、済みません。
    297: ◯長沢委員長 板山住宅課長。 298: ◯板山住宅課長 市営住宅のほうですけれども、現在、建てかえの計画のほうはございません。今後は、輿石委員さんのおっしゃったように、それぞれの地域のバランスですとかストックの状況等を見まして、まずは甲府市市営住宅等長寿命化計画をもとに改修のほうを行っていって、既に寿命が来ているものにつきましては、用途廃止に向けて検討していくといった形になると思います。  以上です。 299: ◯長沢委員長 輿石委員。 300: ◯輿石委員 本当に計画的に、まだしてないって、ちょっとがっかりですけれども、それをまたしていただいて、順次、計画でもって集約して、ぼーんといいものを建ててもらいたいと。  もう1つ、市営住宅のことで。市営住宅子育て世帯等応援家賃助成ということで、大体どのぐらい、平成30年の4月から実施しているということで、13世帯85万円というふうな助成をしているらしいんですけれども、これでよろしいんでしょうか。 301: ◯長沢委員長 板山住宅課長。 302: ◯板山住宅課長 市営住宅子育て世帯等応援家賃助成ですけれども、平成30年度から始めた事業になります。平成30年度は申し込みで入居された世帯が全部で20世帯、このうち2世帯は、今年度退去しております。今年度の申し込みをされて入居した世帯が11世帯、昨年度が18世帯残っていて、ことしが新規で11世帯入っておりますので、現在、29世帯が対象になっております。  以上です。 303: ◯長沢委員長 輿石委員。 304: ◯輿石委員 市内で29世帯が多いのか少ないのか、ちょっとわからないですけれども、私なんかも大里南団地の様子を聞くと、母子家庭が結構多くて、逆に夫婦でいるほうが少ないんですよなんて言われたりしているんですね。そういった方々に、子どもを持っていますという人もいると思うので、そういった周知なんかはどのようにしているか、ちょっとお聞きしたいんですけれども。 305: ◯長沢委員長 板山住宅課長。 306: ◯板山住宅課長 周知につきましては、広報こうふと本市ホームページ、あと移住・定住促進事業のホームページの中の子育て支援事業のページにもリンクを張りまして、こちらの市営住宅子育て世帯等応援家賃助成のほうにアクセスできるような形をとっております。  以上です。 307: ◯長沢委員長 輿石委員。 308: ◯輿石委員 本当にいろいろ大変な部分があると思いますので、特にそういった母子家庭に対して、こういったものがあるのはありがたいと思いますので、また今後とも周知徹底していただいて、こういったものを活用していただくように頑張っていただきたいと思います。  以上です。 309: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  堀委員。 310: ◯堀委員 空き家対策についての質問をさせていただきたいと思います。  今月の2日に改正地域再生法が参議院本会議で可決・成立し、今月中には施行されるということになっておりますが、この法律は、高度成長期に都市郊外で増設された住宅団地ということです。その半数が一戸建てということですけれども、約半世紀が経過して、住民の高齢化や空き家の増加が課題になっていまして、それに対処することを目的として、この法律が成立したということですが、この改正法の最大の柱は、自治体や住民、企業でつくる協議会が団地再生の事業計画をつくれば、多くの行政手続を省略でき、空き家などを使って店舗や福祉施設、オフィスを設置しやすくなるということで、またそれ以外に、農地が多く、開発が制限されている都市郊外の市街化調整区域の空き家も、その規制も緩和されるということで、市町村が活性化の計画を作成することを条件に、移住者が空き家を購入できるようになるということです。今までは原則として農家に限られていたということなんですが、この改正地域再生法の対象となり得る地域が、この甲府市内にあるのか、お聞きしたいと思います。お願いします。 311: ◯長沢委員長 田中空き家対策課長。 312: ◯田中空き家対策課長 御質問の地域再生法の一部を改正する法律につきましては、平成31年3月15日に閣議決定されまして、今国会で議決された後、法施行する予定となっております。今回のこの法改正の柱としましては、住宅団地の再生、空き家を活用した移住促進、または公的不動産の活用というところがございます。  今回、空き家対策の視点から御回答申し上げたいと思いますが、まず地域住宅団地の再生事業ということで、先ほど堀委員さんのほうから御質問のありました、高度経済成長期に一気につくった住宅団地、例えば東京都八王子市だとか、埼玉県さいたま市だとか、あと上野原市にも多いんですが、一団地が一気につくられたというところが、高齢化する中で一気に空き家になってくるおそれがあるというところもございまして、法改正をする後に、そこにいろんな規制緩和をしながら、地域の住宅団地の再生を図るというふうな法律の内容となっているということで聞いております。  今回、本市における対象区域かどうかという御質問に対しては、こういった地域については、大規模な団地というところは本市ではないというふうに考えております。ただしこれについては、まだ法の概要部分だけでございますので、今後、この法改正が施行された後、もっと詳細な部分が出ると思いますので、そこにつきましては、国の動向、または庁内で連携する中で、必要かどいうかというところについては今後も調査・研究してまいりたいというふうに考えてございます。  もう1点の、地域住宅活性、活用農村地域の再生促進事業の創設というところで、農家の住宅だった空き家を、他の転用をする場合に、実は市街化調整区域の場合については一定の制限があるというところがあります。これにつきましては、対象地域が市街化調整区域というところになりまして、本市でもそういった場所についてはあるとは存じております。  ただし、空き家につきましては多様な用途、専用住宅もあり、農家住宅もあり、店舗もありというところになりますので、本市の空き家対策の中で、この法律によって地域指定することが有効かどうか、これについては、今後も法改正の内容、それをしっかり注視してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 313: ◯長沢委員長 堀委員。 314: ◯堀委員 先月行われました市民と議会の交流会でも、空き家の活用を多くの方が要望されていました。改正地域再生法の詳細が今から具体的になってくるということで、よく確認をしていただいて、少しでも該当するところがあれば、活用をしていっていただきたいと思います。  特に甲府駅周辺の都市機能誘導区域につきましては、本当に、中央ブロックになるんですが、空き家が非常に多い地域でもあります。今あるものを最大限に生かしていく視点に立って、今後の空き家対策に力を入れていっていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上です。 315: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  藤原委員。 316: ◯藤原委員 よろしくお願いします。まず河川の件についてお伺いをしたいと思います。  さまざまなところで、台風15号、台風19号の件で、河川の要望が各地域から寄せられていると思いますけれども、本市として今後整備しなければならない、またいろんな災害等の中で、先にやらなければならない河川であったり、その順番がわかったり、また今後整備していかなければならないところはどこなのかというのがあれば教えていただきたいと思います。 317: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 318: ◯坂本道路河川課長 今回の台風19号で、避難勧告といった避難情報が出されたわけですけれども、そういった避難情報が出される要因となっている河川としましては、山梨県が管理している濁川であったり、それから平等川であったりといった、そういった河川の水位を見ながら避難の情報を発信しているという状況にあります。  そういう山梨県の河川につきましては、一級河川ということで、当然、山梨県のほうで整備をしていただいているというようなことになるかと思います。例えば、一例を申し上げますと、山梨県の基幹河川改修事業というようなことでは、鎌田川を初め5河川、それから一般河川の改修事業としては、間門川ほか3河川と、そういった河川については山梨県のほうで改修の整備に取り組んでいただいているというような状況でございます。  本市としましては、主に内水対策ということになるかと思いますが、内水対策ということで言いますと、農業用水であったり、下水の雨水渠であったり、それから道路側溝であったりと、そういったことになるかと思いますので、そういった関係部署と協議しながら検討してまいりたいと考えております。 319: ◯長沢委員長 藤原委員。 320: ◯藤原委員 そこはぜひよろしくお願いします。台風19号のときになんですけれども、広島県の豪雨のときよりも、甲府市のほうは、雨量が少なかったようなんです、台風19号のときは。だけれども、また南部地域のほうにおいては、農業排水路かな、ちょっと不都合があって、すぐブクブクしてきてしまっているところもあったりしたので、ぜひ早期に改修をしていただきたいと思いますので、お願いします。  土手がやはり草刈り等で大分浸食をされていて、土手の強度というのが落ちている部分があるかと思います。ただ、事業としてみれば、基本的には山梨県がほとんどメーンでやるようなものだと思いますが、そういったものが各自治会からも上がってきているとは思いますので、ぜひ情報集約をしていただいて、県・国なりに、その土手の長寿命化と言ったらおかしいんですけれども、強くしてもらうための整備をしてもらいたいと思っています。  どういうことかというと、電動の草刈り機がどんどん入り込んで、こういうものがどんどん細くなってきてしまって、その強化が落ちているんじゃないかということを結構住民の方から指摘されます。本当は草が植わっていて根が生えていればそんなことはないんでしょうけれども、景観的に、草刈ってくれなんていう話が多い時代ですので、刈れば刈るほど浸食していってしまっていて、要は土手の近隣に住んでいる人たちは、本当にそれで土手としての機能が今後果たせるのかという話が結構ありますので、ぜひそこは、住民の皆さんもだし、山梨県の意向もあるし、また草刈ってほしいという市民の意向もあると思いますが、やっぱり安全第一ということを考えて、しっかり専門家として、そこは見定めていただいて、県・国のほうに要望していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。またそういう話が入ってきているかどうか、本市の中に。 321: ◯長沢委員長 坂本道路河川課長。 322: ◯坂本道路河川課長 山梨県管理の河川ということでお話しをさせていただきますと、それぞれ想定する雨量に対する強度を保った河川改修ということを行っておりますので、一概に、草刈りをしたことによって強度が落ちるというようなことはないんじゃないかなというふうに思うんですけれども、こちらのほうで今把握している事例ということで言いますと、濁川水系改修促進期成同盟会という会があるんですけれども、その中で山梨県のほうに要望いたしまして、今回、濁川の国里橋周辺で浚渫工事が行われたりとか、そういったことで、河川のそういう維持管理については、甲府市からも、当然、山梨県に要望してまいります。その中で対応できることは対応していただいているような状況であります。  また、山梨県と甲府市の中でそういった情報交換をする場がありますので、そういう中で意見交換をする中で、そのような要望も伝えていきたいというふうに思っています。 323: ◯長沢委員長 藤原委員。 324: ◯藤原委員 今、坂本道路河川課長の答弁で、そういうところはないよという話だったと思うんですけれども、住民の中では、そこが不安だなと思っているところがある人もいますので、ぜひ協議をしていただいて、直さなきゃというところはぜひ直していただきたいと思いますので、お願いします。  済みません、もう少し質問させていただきます。リニアKSプロジェクトとリニア中央新幹線の件について少し触れておきたいと思うんですけれども、リニアKSプロジェクト、特に高室町の進捗状況云々ということは聞きません。1年前にリニアKSプロジェクトをやるよと言ったときに、ほかの区域も指定されているところがあると思いますが、特に大津町、西下条町について、今後、私自身は、そろそろ話をもう1回進めてほしいなという気持ちもありますが、当局として、要は網かけされた他の地域についてどのような形で対応していくのか、見解をお願いしたいんですけれども。 325: ◯長沢委員長 齊藤都市計画課長。 326: ◯齊藤都市計画課長 リニアKSプロジェクトにおけるまちづくり研究会の取り組みということでお答えさせていただきます。現在、先ほど話も出ましたように、高室町においては研究会活動を進めております。こういった進めていく過程で、本市のほうでも説明会、いろいろ資料づくりを行っておりまして、そういった中で、大津町、西下条町の方々におきましても、今行っている高室町の取り組み、進め方、こういったものの中で、研究会を立ち上げていただけるよう御理解をいただきたいとは考えております。  また、このような流れの中で、リニアKSプロジェクトにおけるまちづくり研究会においても、その土地区画整理の仕組み、御理解いただけるよう、今後も適切に対応をしていきたいというふうには考えております。 327: ◯長沢委員長 藤原委員。 328: ◯藤原委員 ぜひ、再度じゃないですけれども、積極的に、どうですかみたいな話はしていただいて、要は、甲府市の進めているものは住民主体で行う土地区画整理事業ですので、本市も当然、そこには強く関与してくるとは思いますけれども、住民の意向を常に聞いていただいて、そこに理解が得られるのならば、甲府市としても、計画したものでございますので、進めていければなと思っておりますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  リニア中央新幹線の件は、はっきり言うと、そろそろ、この時間軸でリニア新駅ができるかというのが、結構疑問というか脳裏によぎる部分があるんですけれども、当局として、あのオンエアの件であったり、静岡県が首を縦に振らないという話とか、南アルプスのトンネルの件で、本当に7年後でしたっけ、できるのかというところなんですよ。  そこを考えると、やっぱり甲府市としても、もっと積極的にいろいろなところと協議をしていかないと、大半の意見ですよ、もうできないんじゃないかという話がもう横行してきていまして、そこに対して本市としてどのような見解を持って、今後、事業を進めるのかというのをお聞かせいただきたいと思います。 329: ◯長沢委員長 櫻林リニア交通室長。 330: ◯櫻林リニア交通室長 2027年、本当にあと7年と少しというところまで来てしまいました。新聞報道等で静岡県の問題が出てきているとかもしていますし、南アルプスのほうの問題とか、そういったものも新聞報道等では認識はさせていただいております。山梨県やJR東海ともよく御一緒させていただく機会はあるんですが、今の段階ですと、特にまだ遅れるとまではどこも言ってはいないです。甲府市のほうも、今回山梨県のほうで説明会等や長崎幸太郎山梨県知事の記者発表等をされるということで、それがあって初めてまた本格化するのかな、加速化していくのかなとは思うんですけれども、やっぱり中核となるリニア駅位置ですとか、リニア駅の周辺の整備内容ですとか、そういったものが、一切、まだつかめていないような状況の中で、これからどうしていくのかなというのは非常に難しいところなんですが、そういった周りの動きなんかも見ながら、甲府市としても、決まってくれば、加速度的に何か動きをしていかなければいけないのかなというふうには考えております。  以上です。 331: ◯長沢委員長 藤原委員。 332: ◯藤原委員 今おっしゃったとおり、本来であれば、もうちょっと、他の地域がどういうふうな整備や計画で進んでいくのかが見えてこないと、もうおかしい時期になっているとは思っているんですけれども、いわゆる他都市の状況も余り見えていないなというのが今の甲府市の認識ということでいいのかと思いますので、甲府市も、そういった意味では、ある程度この地域でどういうものができるんだということをお示しできるように、山梨県ともしっかり協議をしていただいて、期日どおりに、甲府だけの問題では決してないというのは思っていますので、お願いしたいと思います。しっかりとそこは協議をしていただいて、時間どおり進められればなと思いますので、よろしくお願いします。  最後に、このまちづくりにも係る予算の件でなんですけれども、いろいろやらなきゃならんことがあるなと思いながら、予算的にどんどん縮小されているというか、削られているというか、維持するのもつらいなというような部分が感じられるんですけれども、全体的に見てなんですけれども、道の整備であったり維持であったりというものに関して、どのぐらいの意気込みで、この予算取りというのを行っているのかというのをお聞きしたいんです。この常任委員会だから言いますけれども、民生的な分野に大分持って行かれているんじゃないかと思っている部分があるんです。やっぱりもう少し、住民が住む、生きるという中で、維持したり、建てたり、整備したりということは大切だと思いますので、そろそろ予算の時期が、もうあれなのかもしれないですけれども、その意気込みをちょっとお願いしたいんですけれども。 333: ◯長沢委員長 下山まちづくり総室長。 334: ◯下山まちづくり総室長 今の、いわゆる土木費の予算だと思います。確かにここ数年、特に社会保障関係費が右肩上がりでずっと増加の一途をたどっている中で、入ってくる歳入も、市税も限られていくと。ハード整備をすると、どうしても一般財源だけでは賄い切れませんので、国や県の補助もいただきながら、また地方債を発行しながらハード整備を進めていかなければいけないということです。私が財政課長だったということもあって、そういったことを考えますと、ここ数年、市債の残高も、臨時財政対策債があって増加の一途をたどっている部分もあります。  そういったことも考えますと、まちづくり部だけを考えれば、道路の整備をしたり、ハードの整備をしたり、市民が生活をしやすい、利便性のよい社会資本整備を進めていきたい部分もあるんですけれども、全体を考えますと、なかなかそうもいかないということで、余りそういうハードの整備をしていくと次世代の人にも負担がかかってしまうということもありますし、そういったことも考えますと、全体も見る中で、企画部ともいろいろ協議をしながら、できることをまずは着実に進めていくということで、来年度の予算、今、企画部のほうで予算編成作業をしておりますけれども、私たちのまちづくり部の予算要求の内容としますと、各地区からの要望等もある中で、優先順位をつけて、緊急度、優先度の順番をつけながら、企画部のほうから示された一般財源の枠の中でできるだけ処理ができるような形で、要求のほうはさせていただいたと。結果はまた年明けにならないとわかりませんけれども、その中で、まちづくり部としてできる限りのことはしていきたいと考えております。  以上です。 335: ◯長沢委員長 藤原委員。 336: ◯藤原委員 本当に済みません、いじわるな質問をしたわけでは全然なくて、この第六次甲府市総合計画とかを見ると、計画では予算がしっかり盛られている部分もあったり、ただやらなければならないことがあったりと思います。  会派のほうでよく話が出るのは、決して甲府市はそういう危ない道は渡らないし、市民の皆さんにとって安全な経営をするがためにこういうことになっているんじゃないかという判断の中でいろいろしているんですけれども、いかんせん、もう財政が厳しいねと。今定例会本会議での代表質問や一般質問の答弁を聞いていても、どうしても変えなければならない部分とか、縮小しなければならない部分というのは、これは行政としていたし方ない部分があるのかなと思いますが、今度、企画部財政課じゃなくまちづくり部のほうに異動されたので、いろいろ中もわかっていると思いますので、ここはという部分をしっかり押してもらって予算措置していただければなと思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 337: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  荻原委員。 338: ◯荻原委員 私のほうは手短に2点ほど、UDタクシー(ユニバーサルデザインタクシー)の補助事業についてです。  今、財政の緊迫したやり取りがあった後で、ちょっと質問しづらくなっちゃったんですけれども、これ、9月の常任委員会で、国の補助金があると。これは、要はタクシー会社さんがユニバーサルデザインタクシーに買いかえるときに60万補助金があるよと。だけどあれは協調補助だから、自治体も制度がないと使えないと。これは大変困ったことだから、何とか検討してもらえませんかという話でお願いしてあったと思うんですけれども、その後の検討の状況等ありましたら教えてください。 339: ◯長沢委員長 渡辺交通政策課長。 340: ◯渡辺交通政策課長 ユニバーサルデザインタクシーの導入時の補助金のお尋ねについてお答えをしたいと思います。  山梨県におきまして、本年10月に、県内のタクシー事業者がユニバーサルデザインタクシー、通称UDタクシーと呼ばれているかと思いますが、UDタクシーを導入する場合におきまして、車両本体の購入に係る経費、これを対象にいたしまして、1台当たり30万円を限度に補助金を交付する制度を創設しております。本市といたしましては、UDタクシーなどは、さまざまな方が普通のタクシーと同じような形で利用ができると。また外国人の観光客の方で大きいスーツケースのような荷物があっても、スムーズに乗り込むことができると、そういった面もありますので、今後、非常に利用がふえていく、需要が見込まれるのではないかと考えておりますので、本市として補助金の交付につきましては、今回の山梨県の制度を参考にする中で、庁内の関係部署と協議をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 341: ◯長沢委員長 荻原委員。 342: ◯荻原委員 山梨県が、10月4日付でしたね、おっしゃるように30万円交付する制度をつくりましたね。なので、県内のタクシー会社さんは、今までのように国の補助金も一切使えないと、こういう状況からはとりあえず自由になったと、自由になったというか、使えるようになったということで、90万円は使える。だからそれをもって、確かに甲府市のほうはということもありかもしれませんけれども、金額の大小ではなくて、やっぱり甲府市に一番タクシー会社さんも集まっていますし、何よりも国の、その60万円というのが緊急対策の補助金ということがあって、いつ終わるかわからないと。多分国の担当者もわからないと思うんですね。そういう中で、もう、今、セダン型のタクシーはつくっていないということでありますから、買いかえを促進していくということのためにも、金額はそんなでなくてもいいので、どうかなというふうに思っているんですよ。  例えば東京都は、60万円あって、国とあわせて120万円と。ただ実際はちょっと削られて、トータル100万円になるみたいなんですね。甲府が、例えばですけれども10万円設ければ、あわせて100万円で、東京都並みになっていくと。自治体によっては3階建てで、県内でも富士川町、独自に持っていますし、いろんな市町村もつくっていますから、金額は余りわがまま言いませんので、何とか低い金額でも、これからも検討をぜひお願いしたいと思います。  これはこれで終わりにします。  2点目が自動運転の取り組みですね。自動運転バスというか、公共交通の関係ですけれども、今定例会本会議で取り上げられましたね。答弁がかなり控え目だったもんですから残念だったんですけれども、甲府市の取り組みとして、たしか御答弁では、全国で一部の地域で実証実験をやっていますと、あと山梨県交通政策会議を注視していきたいと、こんなお話だったですね。ちょっと認識が大分私と違っていて、9月のときに持ってきた資料、きょうは持ってこなかったんだけれども、全国で相当いろんな自治体で、あるいは自治体だけじゃありません、民間企業を含めて実証実験というのを今やっています、盛んに。  もう実験の段階が終わって、この間、第1号というのが新聞に載ったですね。秋田県、初めて、これは実用化というんですか、定期営業の運行が始まったよと。コメント欄に、たまたまですけれども、岸川仁和課長なんていう名前が出てきまして、そういう人なんですよ、そういう方というか、甲府にいたが、その自動運転を推進して、これはもう営業にまでなっていると。  私どもは、実は条件はそんなに悪くないんですよ。自動運転が使えるところ、さっき昇仙峡の話を挙げたりしましたけれども、当然、南部地域のほうであるとか、いろんなところで必要な部分かなと。もう少し取り組んでもらいたいなと。この間の本会議の答えだとちょっと物足りなくて、この甲府地域公共交通網形成計画を見ると、2019年から検討協議を始める計画になっているんですよ。今、じゃあ、どんな検討がされていて取り組んでいくのか、もう少し前向きにやってもらいたいなと思っているんですけれども、その状況について教えてください。 343: ◯長沢委員長 渡辺交通政策課長。 344: ◯渡辺交通政策課長 自動運転の取り組みを積極的にということでございますけれども、先日の本会議で御答弁を申し上げた内容につきましては、ほぼリニア中央新幹線に特化したような内容で、山梨県バス交通再生計画に記載されている内容を一部引用させていただきながらお答えをさせていただいたということでございます。  もう少し幅広く捉えまして、自動運転の車が公共交通に導入されるということになりますと、これは全国的な課題でもあるという認識はございます。中でも、公共交通の運転手不足というものが全国で問題になっておりますので、そういったものや、高齢者の方など、いわゆる交通弱者の足として、外出する機会をふやせたり、観光地におきましても、先ほど荻原委員から御指摘がありましたように、小型モビリティと組み合わせることで、観光客の2次交通としても活用が可能になってくる。非常にプラスの効果が期待される自動運転ではないかと考えております。  国におきましても、大体2016年度、平成28年度以降に、中山間地域で、道の駅なんかが、ちょっと山沿いの道を上っていくと、峠あたりの道の駅があったりいたしますけれども、そういった道の駅を拠点として、公道を利用した自動運転サービスの実証実験が行われている、あるいはラストマイル自動走行というような実証実験につきましても、モデル地域に選定された地方自治体や民間事業者、あるいはそれに加えて大学等の研究機関が一緒になって、産官学が連携してというような取り組みで、国の支援を受けて実証実験が行われているという事例が、平成30年度中においても数多くの地域で行われておりまして、国におきましても、2020年、もう来年ですけれども、実用化を目指したいというようなことも言われております。  またそれぞれの自治体で、地域特性ですとか、あるいは地理的条件、坂があるないとか、そういった地理的条件に応じまして、効率的な移動手段の創出、あるいは地域コミュニティの活性化という視点で、自動運転サービスの実証実験を、やはりこれも国の支援を受けながら行っている自治体も見受けられるところでございます。  今後、こういった実証実験の事例も非常にふえてきておりますので、そういったものを、実施状況ですとか、どのような成果が上がっているのか、実証実験の成果が実用化されているのか、そういったところを十分引き続き調査・研究をする中で、本市として、公共交通としてどんなところに活用が可能なのか、しっかりした目的を持ちながら、また実証実験についても、他都市の先進事例等、調査・研究をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 345: ◯長沢委員長 荻原委員。 346: ◯荻原委員 本会議で、大分踏み込んで、しかも積極的にお考えいただいているということはわかったんですけれども、今おっしゃったように、先行事例をごらんになって、実証実験をやって、それが本当に実用化になるかどうかを見きわめてという話でしたけれども、ほかがもう実用化に踏み切っちゃった後、こっちもそろそろ実験だと、これだと2周おくれになっちゃうのかなと、そんな気もするんですよ。今、実験をやれば、この間も言ったように、国が支援をしてくれると。国の支援がそういつまでも続くわけではありませんから、積極的に手を挙げて、国の予算でできるものをやっていくべきだろうと。  ついでに申し上げますと、今、お話に出たように、簡単な自動運転だけじゃなくて、グリーンスローモビリティですね、これも2019年度から、この計画だと、協議・検討するということになっているので、そういったものとあわせて、何か新しいものを、夢のあるようなところも私は必要なのかなと。甲府でどこだということで、私がお答えする立場ではないけれども、昇仙峡ですよ。これ、グリーンスローモビリティと、ぜひそこで検討、引き続きお願いしたいと思います。  以上です。 347: ◯長沢委員長 ほかにございますか。  望月委員。 348: ◯望月委員 私は遊亀公園附属動物園についてお伺いしたいと思います。
     100周年イベントが、ことし1年間、遊亀公園附属動物園100周年ということで大きな節目を迎えておりまして、それに対して甲府市としてもいろいろな策を展開してきたというふうに承知をしております。ことし1年間、100周年ということで、6月のプレイベントから始めて3回イベントがあったと思うんですけれども、12月7日に冬のイベントをやったばかりですので、これもざっくりでいいんですけれども、総括というか、1年通してみて、どのような形でこの遊亀公園附属動物園をアピールできたかというものをお示しをいただきたいと思います。お願いします。 349: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 350: ◯小田切公園緑地課長 遊亀公園附属動物園100周年記念イベントにつきましては、開府500年と関連づけまして、地域の皆様や関係団体と連携する中で、6月30日にはアニマルマルシェを開催させていただきまして、11月には9日、10日、これはメーンイベントなんですけれども、前後で一定期間、イベントを開催させていただきました。  その中では、バックヤードツアーですとか、あとイベントだとか、パネル展示なんかを開催させていただきました。先週、7日になりますけれども、皆様方から写真だとか、あとメッセージ、こういったものをいただく中で、夕方からプロジェクションマッピングを投影させていただきました。多くの方に来園いただきまして、今までの動物園のあり方だとか、役割だとか、そういったものを認識していただいたんじゃないかなというふうに思っています。  期間を通して合計2万3,000人の方に来園をしていただきまして、多くの方に、動物園の親しみだとか、あと愛着だとか、そういったイベントが開催できて、大成功に終わったというふうに感じております。  以上でございます。 351: ◯長沢委員長 望月委員。 352: ◯望月委員 全体的な感想というか、手応えというか、そういったものをお示しをいただきました。  11月のイベントなんかでは、議員みんなでセレモニーにも参加して、遊亀公園附属動物園に入って、檻の展示で、本人も、人間が展示をされる体験もされたなんていう試みもあったり、いろんな形で100周年というものをみんなでお祝いをできたのかなというふうに思っております。  開園100年、全国的にも4番目に古い動物園ということで、これをぜひ契機に、まあ、イベント、イベントといっても、予算の関係もありますし、いろんな、また課題も出てくると思うんですけれども、ぜひ来年以降、またそういったイベント、5月には正ノ木祭という甲府市においても代表的なお祭りもあるんですけれども、ぜひ毎年、季節ごとにでもやっていければななんていうふうに思います。  予算的な部分も、先ほどの藤原委員の質問じゃないですけれども、かなりきつい部分でやられているんじゃないかななんていうふうに思うんですけれども、やり方もたくさんあって、民間からいろいろ御寄附をいただいたり、協賛をいただいたりとか、いろいろあると思うんですね。  当委員会でも京都市動物園に行政視察で行かせていただきました。そのときには、民間の方が寄附、お金を出していただいて、この檻ができましたとか表示をして、いろんな民間や企業の方から募っていたというケースも見てまいりましたし、みんなでやればそういったものも1つ形になるんじゃないのかななんていうふうに思いますので、ぜひ来年に向けて、今年で100周年、もちろん大事な節目でありますので、大きな成功ができたということで御評価させていただきますけれども、来年に向けても、ぜひそういった試みというものも検討していただきたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 353: ◯長沢委員長 小田切公園緑地課長。 354: ◯小田切公園緑地課長 今後のイベントにつきましては、今回もそうだったんですが、遊亀公園附属動物園の応援団だとか、あとアニマルマルシェ実行委員会の皆様、そういった方々とまた相談して決めていきたいとも思っています。来年以降、遊亀公園附属動物園の整備のほうも着手というようなこともありまして、施設ごと、供用開始したときには、そういった小さなイベントについても、今後、検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 355: ◯長沢委員長 望月委員。 356: ◯望月委員 ぜひ前向きに検討していただければと思いますし、再整備については、今回、触れませんけれども、来年、再来年以降から、またそういったものが始まってくる部分も、部分的な改修でありますので、工期を決めて部分的にやっていくということでありますので、できる範囲でできるイベントもあると思いますし、とにかく盛り上げていくということが大事じゃないかなと。それに続くのが再整備で、その機運を上げていくということも大事じゃないかなと思いますし、今回よかったのが、先ほど小田切公園緑地課長が言われたように、地域の方も一緒になって参加したり、運営に参加したりとか、若い人たちがいろいろアイデアを出して、その企画をつくったりとか、いろんな方を巻き込んだイベントだったからこそ、たくさん人が来てお祝いができたんじゃないかななんていうふうに思いますので、そういった部分もぜひ民間や地域の方々にもアイデアをいただきながら、またそういった運営というか、来年以降、定期的なそういった部分も、イベントとか事業も繰り広げていただきますように、よろしくお願いいたします。要望です。  以上です。 357: ◯長沢委員長 以上で挙手された委員の発言が終わりましたので、まちづくり部の所管事項についての調査を終了いたします。  まちづくり部の方々には、御苦労さまでした。お引き取りをお願いいたします。  以上をもって、所管事項の調査を終了いたしました。  次に、当委員会の閉会中の継続審査及び調査申し出事項については、お手元に配付いたしました内容に、先ほど継続審査となりました請願を加えた内容でよろしいでしょうか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり) 358: ◯長沢委員長 それでは、御了承いただきましたので、そのようにさせていただきます。  御協議を願う事項は以上であります。  以上をもちまして、経済建設委員会を散会いたします。                午後 2時45分 散 会 発言が指定されていません。 Copyright © Kofu City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...